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屋号の付け方を考えてみる

これまで個人名で仕事をしてきたのですが、ここにきて屋号をつけようかと思い始めています。

ところが、意味のある屋号をつけようと考えると、なかなか難しい。
そういえば、去年、子どもの名前を考えるのに、夫婦ふたり、うんうん唸ったことを思い出します。

音から決めるか、イメージから決めるか、使いたい漢字や止め字から考えるか、誰かにあやかるか……色々なアプローチがあり、何十もの候補があがりました。

考えてみると、屋号や社名も同じように、名付けにあたって、さまざまなアプローチがあることがわかります。

屋号や社名には命名本がないので、どんな方向性で考えられるかを整理してみました。

1. 扱っている製品やサービスからつける

「●●食品」や「●●出版」のように、何の事業をしているのかを表すものや、販売しているブランド名がそのまま会社名になっているものがあります。
これになぞらえると、個人では「▲▲ライティング」「▲▲PR」「編集の▲▲」などがあるでしょうか。
この名付け方をすると、何の仕事をしているのか(したいのか)が説明なしに分かるという利点があります。

2. 事業に込める思いや目指す方向からつける

企業の取材では、社名の由来を聞くことがあります。それは社名のなかに、創業者が込める思いや会社が目指すイメージが表されていることがあるからです。花や動物の名前に思いを託ししていたり、目指すビジョンを表す造語をつけたり。食べ物の名前をつけている会社も結構ありました。
この名付け方は何を目指しているのか、イメージが伝わりやすいという利点があります。ロゴやコーポレートカラーと合わせて、ブランド化もしやすそうです。

3. 海外でも通用する言葉にする

子どもの名前では、グローバルに活躍する子になってほしいという願いを込めて「マリア」や「アンナ」など、外国の方から呼びやすい名前をつけるというのがありました。
社名や屋号であれば、ローマ字表記にもできます。ローマ字なら、さらに海外でも通用しやすくなるでしょう。
発音がしやすいかどうか、他の国の言葉にした時に、変な意味がないかどうかもチェックしておけば、海外進出も問題なしです。

4. 口頭で聞きとりやすい名前にする

子どもの名前では、電話で漢字を説明しやすいかどうかというチェック項目もありました。
社名や屋号でも同じことがいえそうです。メールの比重が増えてきてはいますが、それでもまだ電話を使わずに仕事をするということはありえません。電話口で名乗った時に何度も聞き返されると、やっぱりちょっと面倒なので、これも検討してみてもよさそうです。

5. 読みかたが分かりやすい名前にする

オシャレすぎて読みが分からない英語名や難しい漢字、独特の当て字などは名刺を差し出すたびに、「なんて読むんですか?」というやりとりが発生します。
『ファスト&スロー』だったか、以前読んだ本で、こんなことが書いてありました。脳みそはできるだけ情報処理の負荷をかけてほしくないので、シンプルな名前が好き。だから、シンプルな名前の人の方が複雑な名前の人より好印象だ、と。
名前をシンプルにするだけで印象がよくなるなら、意味にこだわり過ぎず、読みやすい名前にするのが合理的な選択かもしれません。

6. 語呂や語感のいい名前にする

自分で名乗る時、人から呼ばれる時、名前は何度も口にします。語呂や語感がいいと、より親しみを持ってもらえるかもしれません。ニックネームのように、略称があるのも良さそうです。
破裂音はパワフルな感じ、サ行は爽やかで優しい感じなど、音によるイメージもあるので、口にしてみて気持ちのいい名前というのも良い名付けと言えそうです。

ザッと考えてみただけでも、6つもアプローチがありました。
書き出して眺めてみると、自分の場合は1か2をベースに、5と6を加味という方向性かなという気がします。

が、ここからが問題です。
寿限無のような長い名前にでもしない限り、たくさんの候補から1つに絞らないといけない。

迷います。

何がいいかなぁ。


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本多小百合

広告宣伝・広報担当の会社員→フリーランス・ライター Webに載る取材記事を書いています
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