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環境経済学と割引率

昨日、今日と環境経済学の授業を受けていた。内容は、コモンズの悲劇や漁獲権の話など、資源が限りあるなかでいかに最適な状態で利用できるかについて経済学的考え方をするものだ。

授業の内容は、一回は聞いたことがあるものであまり苦となるものは少なかったが、割引率の考え方でおもしろいものがあった。割引率とは、いわゆる利子の割合みたいなもので高校数学の福利計算とかで見かけるものだ。資源が再生するときに、どのくらい資源を利用すれば、効率的かという話(例えば漁業資源や森林資源)で、現在の資源の価値をある時間の時の資源量と利益率によって求める。

そのとき、利益率が小さいときには、持続的な資源利用をした方が最適だが、ある程度利益率が大きくなると、持続的な利用はせずに資源を枯渇させた方が利潤は大きくなる。

これは、もちろん経済学的な考え方に基づく理想的な姿であるが、非常に面白いと思った。資源はある程度残して、再生させながら使うのが今まで一番効率がいいと思っていた。実際、資源を枯渇させた方がいいという話を聞いたことがない。経済学は理想的な姿しか映さず、現実的ではないことも多いけど基盤となる考え方ではあると思うのでこれからも詳しく勉強していきたい。

上の例で、ビーバーの毛皮を売るために、ビーバーを乱獲したが、それにより上がった利益で大学ができて、結果として人としての利潤は大きくなったという話をしていたが、話を細部までは覚えてないのでそういうこともあるんだな程度で思っていてください。

僕の説明では分かりにくいので、参考サイトをのせておきます。
利益率

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