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できたできないよりもあなたはどう感じる?

noteの下書きに思い付いたことをメモしていくと、いつの間にか山のように溜まっていきませんか?

そんなメモの中から…
やっぱり音楽に関連した話を書きたい。



アドリブ(即興演奏)を習っていて
よく言われること。

「できたできないじゃなくて、
 どう感じるか自分の感覚を大切にしてね」

自分の中の感性を立ち上げて、
想像力を働かせて。
「どんな風に感じたか」
それを言語化して話してみる時間が
必ずあります。

普段のオンラインレッスンで
よく言われるので
"大切なメッセージだなあ"と
いつも肝に命じています。


思えば学校に通い始め、
テストの点数や問題が解けた解けないで
成績や合格が決まってしまったり。

何らかの基準で、
境界線を引かないといけないから、
時と場合によっては必要なこと。

学生生活を送っていくうちに
いつの間にか"できたできない"の価値観は
染み付いてるなあと思う。


でも、それに対して、
アドリブの世界は
180℃ガラリと景色が変わる。

レッスンを受ける前は、
「弾けたか弾けないか」
やっぱりそれが全てなんだろうなーと、
半ば諦めに近い気持ちを持っていた。

(自由に即興で弾けることに永遠の憧れはあるけれど、雲の上のような存在で。
ごく一部の人に限られた特別なことみたいな感じでした。)

目を見張るような
ものすごいスーパーテクニックがないと
ダメみたいなね。

例えば「グルーヴチェンジができていました」「リズムよく歌えているなと思いました」「◯◯ができていた」些細なことなのかもしれない。
でも、普段自分が話したり書いたりする言葉で意識や考え方が変わるような気がする。


「できたできない」じゃなくて、
「私はこう感じたよ」

上の感想、もし私なら
「滑らかなグルーヴチェンジが、
 とても良い感じでした!」
「リズミカルな歌い方が、
 とても気持ち良いなあと思いました」

ポジティブな自分の感想を積極的に伝えていきたい。


普段のフィードバックでも、
みんなの録音を聴いていて
大体瞬間的に景色や気持ち、それにまつわる音がブワーッと頭の中を駆け巡っていく。

そんな自分なりのイメージを話したり、書いたりすると、時には子供っぽいかなあなんて思うこともある。


でも、音楽をやるにおいて、
そのときどきに思い浮かぶ映像や音やイメージはものすごく大事だと思う。


いわゆる"ドレミファソラシド"
その1音1音もよくよく味わってみると、
それぞれに色やイメージが浮かんでくる。

keyが変わったときも、
イメージや雰囲気がガラッと変わりますね。

なんていうのかな、
アドリブ(即興演奏)を習っていると
良い意味で固定概念が取り払われていく。

"このコード(和音)のときは
このスケール(音階)を弾かなくちゃいけない"とか。

完璧主義とか、
縛られた考え方から
飛び立てるようになっていく。

そうではなくて、
"もっと自由で豊かな世界が広がっているんだよ~"と教えてくれるんだなあと思います。

素直に
"こんな考え方、感じ方もあるんだねえ"と
受け入れられるようになっていきます。

そして、
物事をおおらかに捉えられるようになる。


"◯◯であるべき"とか
"◯◯でなきゃダメ"とか
そんな限定された概念から放たれて。


皆の課題演奏を毎週聴いていて、
"こんなアプローチも素敵だなあ"
"わ~カッコいいなあ"
とワクワクして、面白い。

同じ1つのオケでも
十人十色いろいろな表現が生まれて、
とっても素敵です!


幅広い視野で、
物事を捉えられるようになっていくので
良いことがいっぱい。

これからも大切な趣味の1つとして
楽しんでいきたい。
コピーバンドも大好きだけど、
セッションバンドもやってみたい。

たくさんの記事がある中、 時間を割いて最後まで読んで下さり、 本当にありがとうございます☘️ きっと素敵な方ですね^^ 記事との出会いも一期一会。 ご縁の1つだなあと思います。 自然に続いていくご縁を大切にしたいです。