見出し画像

これからもショートヘア

先日もまたカフェぶらぶら散歩をしていた時。裏道が気になって、
ふいに入りたくなった。

気の向くままにゆったり歩いてゆくと、ふと気になるお店を見つけた。
それは美容院で、外には気になる立て看板が。

そこには「ショートヘア得意です」の文字。 
思わず目に留まった。

なぜって

実は私ショートヘアが大好きで、
20年弱くらい大体似たような髪型なのです。
「いつ会っても中高の時からあんまり変わらないね〜」とも
よく言われます。



ショートヘアにも色々ありますね、
ショートボブ、セミショート、ベリーショート・・・

その中でも1番好きなのは、
ショートボブ。

結べないくらいの長さで、決して耳は出さない。(ここが大事!)
横は耳が隠れるくらいの長さで、耳の前は長めに髪を残すカットがお気に入りです。
そして、眉にかかるくらいに前髪を垂らす。


なんで耳を出さないかというと、それには深~い理由が。


「いや、だって耳を出すとさ、
モンチッチになっちゃうんだよね」
これは高校の友達に、
「耳は出さないんだね」と言われた時に答えたこと。

彼女には「かねちゃん自分で言っちゃうんだ(笑)」
と大爆笑されました。
かねちゃんは学生時代のニックネームです。

とにかく恐っろしく違和感たっぷりだったのです。


ただ何も笑わせようと思って、
言ったつもりは全くなかったんだけどな。
なんせ本当のことだからなあ。



そもそも、なんでショートが好きなんだろう?
上手く言えないけれど、
なんとなくさっぱりしていてしっくりくるから。
そして、1番自分らしくいられるなあと感じるからだと思う。


どうも私は中学の後半くらいから、
かわいい女の子よりもかっこいい女の子になりたいなあという密かな憧れ?みたいなものがずっと心の中にありました。



それは大人になった今でも健在なのです(笑)
どこかボーイッシュな感じでいたいなあ・・・と。


一時期それをものすごーくコンプレックスに感じていた頃もあったけれど、
今では「自分は自分で良いじゃないか」「それも個性だよ」とすんなり受け入れています。

髪型は(結婚式の時でさえも)長さは普段通りでいたいと、
周りの友達になんと言われても貫き通しました。


今思うと相当な頑固ですねえ。
譲れないところは譲れなくて、こだわりが強い。
強すぎるとなんだけど、
まあそのくらい意志が強いものがあっても良いのではないかな。
(ということにしておきます)



いつもショートだと、美容院にはわりとこまめに行く感じになります。
大体2ヶ月に1回くらいかな。


普段は専ら、実家近くのいつもの美容院。

個人の美容師さんのお店ですが、
ほんわかした雰囲気がとても心地よく、
いつ行ってもホッと安心します。



内装や店内の小物にもそんな雰囲気が滲み出ていて、
やはり美容師さんのお人柄に皆さん惹かれるのか
いつも予約はいっぱい。

2週間くらい前に電話をして、
ようやっと予約が取れるかなあという感じです。

実家にいた頃は、お店の前を通りかかると
いつもお客さんがガラス戸越しにいらっしゃいました。



カットとカラーをしてもらいながら
いつも他愛もない話をしていますが、
無理に何か話さなきゃという感じがないので
とても話しやすい。

少しくらい沈黙しても気にしなくて良いのはありがたいです。


時間が経つのもあっという間で驚くほど。
話し上手(聞き上手)で、カットの腕も確かで素敵だなあ。
これからも変わらずお世話になるんだろうなあと思います。



髪を切って、最初に1歩外へ踏み出した時。
軽やかに爽やかな風がスーッと吹き抜けていくような
あの清々しい気持ち。

あの瞬間がいつも大好きです。


変わることも大切だけれど、
自分の中にあるずっと変わらず大好きなもの。

ギュッと抱きしめて、これからも大切にしていきたい。


たくさんの記事がある中、 時間を割いて最後まで読んで下さり、 本当にありがとうございます☘️ きっと素敵な方ですね^^ 記事との出会いも一期一会。 ご縁の1つだなあと思います。 自然に続いていくご縁を大切にしたいです。