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【温泉】屈斜路湖 池の湯露天風呂(北海道弟子屈町)

今日ご紹介するのは、北海道は道東・屈斜路湖畔の池の湯露天風呂。既にご紹介したコタン温泉和琴温泉と同様の、屈斜路湖畔の野湯だ。

ガイドブックでこちらの存在を知り、Googleマップを頼りに車を走らせる。

しかし、Googleマップが目的地としたエリアに、何の標識もない。コタン温泉や砂湯は、林道からの入り口が、極めて分かりやすかったのだが・・・?

何度か引き返し、林道から、とても小さいダート道に入る入り口があることを発見。ここで合っているのかな? 民家への入り口のようだが・・・。

不安になりながら、ガタゴトいいながら砂利道を進む。

そして、カーブを曲がると・・・。

突如、野天風呂があらわれた!

なんとまあ、開放的なお風呂ですこと! 

コタン温泉、和琴温泉と比べて、視界を遮るものがなく、パノラミックな景色だ。

湖側から見ると、こうなっている。

脱衣所は男女別だが、温泉は紛れもない混浴だ。

湖にも容易にアクセスできる。

こちらのお風呂には、ひとりのお兄さんが気持ちよさそうに浸かっていらっしゃった。水着で入浴させていただこうかと思ったが、あいにく雨も降ってきて、風邪をひいてもいけないので、ズボンをめくって脚だけ浸からせてもらうことにした。

お兄さんに、足湯させてもらってもいいですか?と聞くと、快くOKしてくださった。

早速、足を浸けてみる。すると、いきなりずるっと滑った。ギリギリのことろで体勢を立て直し、何とか転落しなくて済んだ。もし転落していたら、ケガをしたかもしれないし、ポケットに入れていたスマホも水没して大惨事になっていただろう。助かった。

お湯は、適温。これほどの美しいロケーションでのお湯に浸かれるなんて、なんという贅沢。

あまりにも美しい風景なので、入浴中のお兄さんに許可をいただき、全景を撮影させていただいた(お兄さん、ありがとうございました!)。

池の湯も、公共の露天風呂なので、マナーを守って利用しなければならない。注意事項が掲示してあった。

また、以下のボードには、池の湯についての説明が書かれていた。池の湯の説明。泉質は、ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩温泉とのこと。そして、アイヌ民族の方々が、入浴するのみならず、オヒョウという木の樹皮を浸すのにも使っていたという。

アイヌの人びとが大切に使用してきた野湯を、単なる観光客である私たちに使用させてくださっているとは、本当にありがたいことだ。弟子屈町の皆さまに感謝!

摩周湖観光協会「弟子屈なび」のサイトはこちら。

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