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「あなたの子は、あなたの子ではありません」 byハリール・ジブラーン

1883年−1931年に生きたレバノン出身の詩人、画家、彫刻家。ハリール・ジブラーン(英語読みはカリール・ジブラン)。

時代が異なっても、国が異なっても、子を持つ親への助言に、改めて自分を省みる。「子育て」とはいったい何なのだろうか?「教育」とはいったい何をするのだろうか?

アムルスタファは言った。
あなたの子は、あなたの子ではありません。
自らを保つこと、それが生命の願望。そこから生まれた息子や娘、それがあなたの子なのです。
あなたを通ってやって来ますが、あなたからではなく、あなたと一緒にいますが、それでいてあなたのものではないのです。
子供に愛を注ぐがよい。でも考えは別です。
子供には子供の考えがあるからです。
あなたの家に子供を住まわせるがよい。でもその魂は別です。子供の魂は明日の家に住んでいて、あなたは夢の中でも、そこには立ち入れないのです。
子供のようになろうと努めるがよい。でも、子供をあなたのようにしようとしてはいけません。
なぜなら、生命は後へは戻らず、昨日と一緒に留まってもいません。


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