溶ける週末

息子の目覚し時計が日曜日の朝6時に設定されている。
それで起きない息子、それに起こされる俺。休日にやめたまえ。
9時ごろに設定し直して布団に戻る。なんだこの作業。

9時に目覚ましの音で目を覚ますが息子は起きない。目覚ましの無意味化がすごい。ピンポイントで自分だけが起こされる。息子の名前を大きい声で呼んで、部活だぞーーーというと上の階から「にゃにゃにゃにゃ!!」と猫が返事しておりてくる。違う、お前じゃない。混沌とした朝。

部活に息子を送り出し再度就寝。二度寝?三度寝?
なんかもう逆に目が覚めてしまう。リビングでPUBGを一人でやってドン勝して、ゴロゴロする。娘は外で同級生と遊んでいる。

うちの前は車が通らない道で、近所には子供達の同級生や、住んで2,3年になるのでご近所さんがたくさんいる。ぷらっと歩けば誰か知り合いがいる。住みよい町である。リビングから外をのぞけば、子供達の遊んでる姿が見守れる。それ以上に町の人が優しく見守ってくれている。

昼食に焼きそばをみんなで食べて、布団で小説の続きを呼んでいると猫がやたら甘えてくる。マタタビ的な粉末が俺から出ているのかってレベルで甘えてきて、こう言う時は一緒に寝たいなってアピールだったりする。猫に腕枕を許容され、気づけば昼寝をしていた。目を覚まして5時。俺の休日が一瞬で溶けて消えた。

まぁ、そう言う週末でもいいか…とまったりリビングでこれを書いている。
来週の仕事の整理をして、猫でも撫でてて今週を終えよう。
それにしても風が気持ちいい、ふわっと暖かく遠くの子供の笑い声を運んでくる。隣では猫が丸くなって眠っている。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。