「笑い」とは何か?

スナックのオープンと閉店まで滞在した昨夜か今朝を超えて、なんばへ向かう電車に揺られている。昨夜は泡盛一本。芋水割りを何何杯か、ビールもしこたま。泡盛はスッと一夜で抜けきってくれて二日酔いはない。

約20組の無名な芸人たちの漫才とコント、ピン芸。
荒削りで危うくて不安になる一時間半。今まで生きてて感じたことのない感情が顔を出す。面白いのを待っていると何もない。こちらから歩み寄る必要がある謎の時間。「おもしろい」ってなんなのか。哲学みたいな時間。

喜怒哀楽で楽が一番難解なのかもしれない。
普段、暮らしの中で普通に笑っているのに、いざ笑わせようとすると難しい。
言葉なのか、表情なのか、展開なのか、体と知性をもって人を笑わせる仕事なのだ。不思議で奥が深い仕事だなと考え込んだ。

次の木屋町学会のテーマは笑いとは何かでもいいかもしれない。

#日記 #エッセイ #お笑い #芸人

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。