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夏休みのオススメ漫画:こんなに暑い夏こそ伊藤潤二先生『ギョ』を読んで回復不能なほど鬱になろう!

暑い日が続いておりますね

私は諸事情あり、今年の夏休みはどこにも行けません。そこでせめて夏休みを過ごす皆様に、こんなにも暑い夏を更に辛く苦しく感じていただくのにピッタリな漫画をご紹介したいと思います!

特にこの作品、「夏休みだから海辺に来てみたのに、暑くて湿気もすごくてゴミも多くてガッカリだ!」という心境の方に是非、オススメします!

そのイライラのまま本作を開けば、ヒロインの華織(かおり)に感情移入できること請け合い!

そしてヒロインの凄惨な末路に気持ちは鬱になり、夜には悪夢にうなされることでしょう!

本作はあえていえばSFホラーということになるのでしょうが、どうも普通のジャンル分けが通じない。もはや「伊藤潤二作品」としか定義しようのない特異な世界観!

クサい匂いを撒き散らしながら町中を覆い尽くし人間をむさぼる怪魚たちの姿は、コマの一つ一つから腐敗した魚臭が感じられるほどの迫力の画力です!

暑苦しい夏だからこそ堪能できる究極のホラー漫画としてオススメいたします!ヒヒヒ

「いや、オレは今、海じゃなくて山にいるんだけど」という方もいらっしゃいますかね?ご安心ください!この『ギョ』の第2巻には、『阿弥殻断層の怪』という、夏山にピッタリな鬱展開のホラー短編が付録として載っています

こちらの付録短編も、伊藤潤二先生の全作品の中でも指折りの地獄展開。夏山の近くにいる人こそ是非読んで、心から嫌な気持ちになってください!

それでは皆様、伊藤潤二作品を片手に、よい夏休みを!ヒヒヒ

子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!