今週分の「海外市場での日本マンガ売れ筋データ」の公表と考察を行いたいと思います(※集計に時間がかかった為、今回は二週間前(9/16～9/22）のデータを基盤としています。最新データも近日中にアップします）。

■amazon.comでのアメリカご当地コミック売れ筋トップ20：バットマン系列の好調ぶりは『ジョーカー』の話題の影響？！

まずはアメコミの売れ筋状況から確認していきましょう。

Batman:The Complete Hushが一位を占めているのは、もしかしたらヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞をとった映画『ジョーカー』の公開が近いために、バットマン系列のコミックが注目されているせいかもしれません。そういえば第五位にBatman:Year Oneが入っているわけですしね。

■amazon.comでの日本漫画売れ筋トップ20:『極主夫道』の英訳版がランキングに乱入とは！！

続いて、アメリカ市場における日本マンガ翻訳版のランキングです。

前回から注目株であった『ジョジョの奇妙な冒険　第一部』の英訳版が、とうとう第一位を獲得しました！

他に気になる動きとしては、第十位にいるThe Way of the Househusbandでしょうか。これは日本のマンガ、『極主夫道』のことです。

武士道のことをThe Way of the Samuraiなどと訳すわけですから、この英訳タイトル「The Way of the Househusband」はなかなか絶妙なところをついております。うまく訳したものですね、、！

■amazon.jpでの売れ筋コミックトップ25:けっきょくキングダムが強すぎる

最後に、日本におけるマンガの売れ筋ランキング集計です。

いろいろとランキングを追いかけてきましたが、やはり『キングダム』の最新刊が強いのは引き続きの傾向の様子。

今回は以上となります！