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育児はママならない_10 0歳児を連れて日野の旅 山南はサンナン

土方歳三の資料館が、2022年で一旦閉館されるそうです。ここ数年、来館者が多く個人の方々が運営するには大変だとのことです。

新撰組が好きなぼくと、妻。そして、きっと興味を持つであろう息子を連れて、日野への旅へと出かけました。
ちなみに、わが家から日野は、車で60分くらい。旅というには、近すぎる気もしますが、0歳児も一緒になったら、60分でも相当な距離を感じます。

土方歳三資料館 待ち時間30分

土方歳三資料館は、いろいろ調べると1時間待ちとか、2時間待ちとかの情報が出てきます。子連れで、1時間は待て流のか……いや、待てないだろう。暑いのもあるし。

ということで、朝イチで、資料館へ!

資料館周りには、駐車場がいくつかあるのですが、どこも満車でした。大通りに出て、一旦駐車場を探して、到着したのが開館45分前。すでに10組くらいの方が並んでいましたが、無事に入館。

石田散薬の幟と、歳三さんが植えたという矢竹もありました

館の中は、撮影禁止ですが、歳三さんが使った鉢金などもありました。鉢金には刀傷などもあって、幕末の激しさを感じます。

豊玉さんの直筆の詩もあって、土方ファンはやはり必見の場所ですね。

日野宿本陣へGo

日野宿本陣は、日本家屋好きの方にも身ごたえのある建物です。

歳三さんと佐藤彦五郎さんともゆかりの深い、日野本陣。6ヶ月児は、ほぇ〜という顔をして、太い梁を眺めていました。
ここで、歳三さんや新撰組の隊士たちが休憩したとか。

斎藤彦五郎 新撰組資料館

日野本陣の裏手?にある佐藤彦五郎資料館。こちらは、子孫の方が運営しているということだけあって、幸運にも館内で直接お話を伺うことできました。

興味深かったのが、二つ。
山南敬助さんの名前の読み方。ヤマナミと読んでますし、大河ドラマでもそう呼ばれています。ですが、実は、サンナンと読むそうです。これは、沖田さんの手紙から明らかになっていて、東大の研究者の方もサンナンが正しいという認識だそうです。

で、大河ドラマ『新撰組』の歴史監修をされた際に、その説を三谷幸喜さんに伝えようと思ったけれど、ギャグにされて終わりそうだからやめた、という逸話まで伺いました。

もう一つは、土方歳三資料館で見た鉢金は、形見の少なかった土方家へ、佐藤家から送られたそうです。佐藤家とゆかりが深かった歳三さんらしいエピソードです。

そんな日野の旅、実は立川に泊まるという一幕も。 この立川がまた子連れにピッタリの環境だったので、まだどこかで書きたいと思います。

シナリオ・センターのあらいでした。

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