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【第4回 開講レポート!】〜現場での学習転移の成功事例とオンライン研修のプロトタイピング設計〜

こんにちは!Schoo人事学びゼミ教務課です。

今回もなんと、神回が再来したと噂のSchoo人事学びゼミ オープンキャンパス 「“学び続ける組織づくり”」実践コースの第4回目セッションの様子をお届けいたします✉️

第4回目では、メンターとサポーター計2名の方(リコージャパン株式会社 長谷川さんと株式会社EPクロア 置田さん)にご登壇いただき、「オンライン研修の効果検証と継続的な学びの事例」をテーマにご紹介いただきました!

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長谷川さん、置田さん今回もありがとうございました!👏

Schooトライアル実施の経過報告!

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講義に入る前に、参加者の方々にSchoo for Businessのトライアル実施状況をお伺いしました!
参加企業によっては、トライアル専用のサイトを立ち上げたり、受講に関するアンケートを活用したりと積極的な周知や利用促進に向けて試行錯誤していただいておりました🔥
一方、「時間がなく視聴が進まない...」というお声もちらほら・・・。
こちらのE-learning導入あるある課題の解決策は、「視聴の優先順位をあげてもらえるような周知施策」です。
例えば、社員の目に付きやすい社内イントラに掲載することや社内学習コミュニティでの発信、上司からの声かけなど何かしら本人を自然と巻き込む学習環境作りを設計がポイントです💡

参加企業にはスクーの法人向けプラン『Schoo for Business』を無償で3ヶ月間トライアル導入し、育成戦略と目標の設定から研修運用、効果検証、振り返りまでを行っていただきます。

株式会社EPクロアさん 事例紹介「継続的な社内の学びの実践」

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株式会社EPクロアさん 事例紹介のハイライト✍️
・人事がフォーカスすべき所は研修の中身ではなく、職場への学習転移
・社内で伴走アドバイザーを巻き込んだ短期施策が効果的

これまで、EPクロアさんでは様々な社内の声や施策を経て、研修で大切なことは研修手段やツールではなく、「職場への学習転移」であることや人事が学びの場づくりを通し、社員の背中を押すこと=従業員体験(ラーナエクスペリエンス)が大事だと気づいたそうです。

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LXDのよくある事例👀
・人事側:研修実施後のアンケートでは、いい評価だが現場からは「何も変化がない」と言われる・・・
・社員側:会社から言われるから仕方なく研修に行く→参加すると交流もあり楽しい!けれども、数ヶ月後には研修の内容を忘れている

そして、EPクロアさんでは社員の研修体験をどう変化させるかに焦点を当て研修のバーチャル化を実施しました。

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人事は赤字の②オリエンテーションと⑥振り返り会のみ集合の機会を設け、社員の意識付けを促し、あとはSchoo視聴と現場実践を促すという流れだそうです。
社員には、実際の学びを現場に活かす行動宣言を書いてもらい、実践の結果を講師と共に振り返りしながら、職場への学習転移を促進していきます。
インプットはSchooのみで、ほとんどの時間を体験=アウトプットに割くそうです。
※実施期間が長ければ長いほど、中だるみするため期間はトータル1〜1.5ヶ月程度がおすすめ!

👇 EPクロアさんの伴走型研修内容を公開!
この伴走型研修は、現場の有識者メンバーが相談役(=伴走アドバイザー)として関わり、受講者に適切な授業選定や職場実践で出てきた悩みへのアドバイス・フィードバックを行なう仕組みを取り入れています。
確かに、人事よりも相談しやすい身近な存在をアドバイザーとして任命することでより成長しやすい環境を用意できますね♪

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新たな研修手法を取り入れたことによって、研修に参加した社員が現場のメンバーからスキルや成長を褒められたとの報告がありました。そこから、他の社員にも伝播・波及して行き、社員への学習の意識やモチベーションが高まったそうです!

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研修実施後での気づきとして、人事側が意図的にでも社員に経験学習サイクルを回してもらうことで、次第に社員が自発的に経験学習サイクルを回せるようになるとのこと。

オンライン研修のプロトタイピング設計とは?

置田さんからの事例紹介後は、長谷川さんにバトンタッチしていただき、
前回の因果ループ図の講義の続きを解説いただきました!

ループ図内のレバレッジポイント(=効果的な介入ポイント)を発見し、どういうアイディアを考え、それが効果的であるかということを検証したり、
そのアイディアの正しさを伝えるために「プロトタイピング」を用いるそうです。

プロトタイピングとは・・・
・完成 デザインによって実現されるであろう意匠・機能・性能・質感・印象・感情などの一部または全部を検討途中で具体化し、検証するためのツール
・Verification(検証)とValidation(妥当性確認)の正しさを確認する
プロトタイプとは・・・
目的を達成させるために具体化して検証するもの

■リコージャパン株式会社さんの事例を使ってプロトタイピングを学ぶ!

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例えば、リコージャパン株式会社さんの事例では、社員から見て成長実感を感じている意識を妥当性とすると、各フェーズ毎に新しいアイディアを考えて打ち込んでいき正しさを確認することを妥当性確認と定義します。

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例えば、アサーティブコミュニケーションを自ら受講したくなるプロトタイプについて考えてみると、以下の通りになります。
・Verification(検証):アサーティブコミュニケーションに関する動画作成
・Validation(妥当性確認):動画視聴後の反応や効果を測定

いかがでしたか?
セッション終了後の放課後は、プロトタイプについてのさらに詳細な解説や参加者からのたくさんの質問も出てきて、学びが渋滞しておりました・・・!
長谷川さん、今回もありがとうございました!

▼次回セッションのご案内

残すところあと2回・・・!
第5回のセッションでは、「オンライン研修施策の導入・推進に向けた企画検討推進」を学びます。
担当者が「育成に力を入れたい!」と思っても、実際に施策として推進していくためには社内を巻き込んで行く必要がありますよね。
第5回目では、オンライン研修施策を社内に導入していくための企画推進方法について考えます。さらに、ベテラン人事メンターによる「提案資料レビュー会」も実施する予定です!

第5回目のセッションレポートもお楽しみに〜!👏


■PR times プレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000006391.html
■Schoo人事学びゼミ
https://schoo-jinji-manabi.studio.site/


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