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ボードゲーム×教育×働くvol.1をテーマとしたワークショップを開催しました。

ボードゲームの学びと楽しさの両立可能性の高さを、ボードゲームの専門家のお話、ボードゲーム体験、参加者同士の対話の中で実感できるワークショップを開催しました!

こんにちは、cokowill秋元です。

7/7(日)午後に「ボードゲーム×教育×働くvol.1」のイベントを開催しました!
ありがたいことに用意させていただいたチケットが完売し、総勢31名方にご参加いただきました。ボードゲームを自分でも作っています!という本格的なボードゲーム好きな方から、教育やアートの中でボードゲームを取り入れている方、家庭でお子様とボードゲームを楽しんでるママさんまで、様々な方がいらっしゃいました。
ボードゲームも好きだし、教育や働くにも興味があって、そのかけ合わせが面白そうだなと思って参加してみました!という方が多く、企画側が持っていたテーマと重なる興味をもっていらっしゃる方がたくさんいらっしゃることがわかり、とても嬉しい驚きでした。

さて、昨日のイベント、こんなスタートで始まりました!

1部 高円寺のボードゲーム専門店「すごろくや」の代表丸田康司さんのボードゲームトーク!

丸田康司さん
1970年生まれ、愛知県豊橋市出身。 東京・高円寺と神保町のボードゲーム専門店「すごろくや」代表取締役。
企画、プログラミング、ゲームデザイン、グラフィックデザイン、設計、執筆、プロデュースなどを多岐にこなす。
1991年よりSEDIC→APE→チュンソフトと15年間テレビゲーム開発に従事。
関わった代表作は『MOTHER2』『風来のシレン2』『ホームランド』。
すごろくや
https://sugorokuya.jp/
東京都杉並区高円寺北2-3-8 日光ビル1F 営業時間 11:00~20:00
定休日 毎週火曜、水曜、年末年始
店舗・通信販売のほか、輸入、ローカライズ、自社オリジナルゲーム制作、卸販売流通、書籍制作、イベント事業など、ボードゲームの総合企業として活動。
ゲーム未経験者限定の「覚えたてゲーム大会」や、親子で楽しめる「親子でボードゲームとお寿司」など、はじめてボードゲームに触れる人も楽しめるイベントを開催!

ボードゲームとはなんぞや?ゲームの面白さは何で決まる?ボードゲーム関連の取り組みから見えてきたことなど、元ゲームクリエイターでボードゲーム専門店を営む丸田さんならではのお話に、参加者のみなさんは熱心にメモを取りながら聞き入っていらっしゃいました!

私にとって丸田さんのお話は、今回のテーマである「ボードゲーム×教育×働くを探究する」に紐づいて2つの気づきがありました。
1つ目の気づきは、「ゲームの本質とは”自己内クリエイティビティ”であり、ゲームの面白さとは”当人のクリエイティビティの発揮し甲斐”である」というお話から、現在LCL2019で学んでいる”探究”そのものとも紐づく概念がそこにあると感じました。
”探究”も自己内クリエイティビティが発揮されるとより深い”探究”が行われるかも!という類似点。そして、探究もまた邪魔される(ゲームで言うと「こうすると勝てるよ!」と横から邪魔されること)と急に面白さがなくなるという類似点。
今後、LCL2019の活動の中でも”探究”と”自己内クリエイティビティ”についてより探究を深めたいと思いました!

また、2つ目の気づきは、「大多数の子どもは、”駆け引き”や”戦略”などよりも、より大脳辺縁系に響く”目に見えているものに近く”て”恐怖をあおる”ゲームのほうが刺激的である」というお話。大脳辺縁系とは、動物的としての本能的な欲求や喜怒哀楽などの心の動きを司る箇所のことです。つい、大人は大脳新皮質から発想し「これは子どもにとって良い!」と押し付けて何かを学ばせようとしても、子どもの興味は大脳辺縁系に響くものであるため、そこに大人と子どもの興味関心の違いがあるのかも?と感じました。

2部 実際にボードゲームで遊んでみました!

かたろーぐという対話を引き起こすボードゲームを使って、心理的な駆け引きをしながら、相手の心をよみ、その人自身を知っていくボードゲーム。
短い時間でも手軽に楽しめて、自然と会話がはずんでしまうボードゲームで、イラストやコマもとっても可愛くて、みなさん「これ欲しい!」「楽しい!」という楽しそうにプレイされていました。
家庭で親子で気軽に楽しめる他、職場でのチームビルディングにも使えそうな楽しみながらも徐々に深い対話や相手への理解を引き出すボードゲームでした!


3部 「えんたくん」でボードゲーム×教育×働くをテーマに対話

えんたくんでの対話は、様々なバックグラウンドがありつつも、ボードゲーム×教育×働くという関心テーマを共有する方たちと参加者同士が出会い、対話できたとてもいい機会になりました。
対話の中では、ボードゲームは勉強がうまくいかない子も自己肯定感を感じられる場かも?、ボードゲームの中では何度失敗しても大丈夫、なんどもやり直せるよね!というボードゲームという場から広がる可能性を感じることができ、また、新しいボードゲームを作るなら?というテーマでは、学校を作るというテーマのボードゲーム作りを教育現場で取り入れたらいいかも!憲法やフードロスをテーマのボードゲームもいい!など、短い時間の中でも色々なアイデアが生まれていました。

ボードゲームが持つ楽しさと学びの両立という点は、丸田さんのお話や参加者の皆様のいろいろなアイデアの中にもたくさん種があり、学びの中で活かせる多様な可能性がありそう!とワクワクしました。

参加いただいた皆様、雨の中、ありがとうございました!

cokowillでは、8/22(木)夜@ダイアゴナルラン東京にて、ボードゲーム×教育×働くvol.2のイベントを開催予定です。アイデアを出して終わりではなく実際につくるまでこのイベントは続く予定です。
詳細が決まりましたらまたお知らせします!\(^o^)/


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