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"Theory"と"theory"

"Theory"と"theory"という文字をみて、すぐに意味を思いつく人はアカデミックな分野に強い人かもしれません。(英語が得意な人もわかる?)

大文字の理論:Theory→学術的な知識
小文字の理論:theory→日常経験から形成した持論

こんばんは。cokowillの寒川です。

4月からミミクリデザインさんが開催されているワークショップスピリットに参加させてもらっています。"Theory"と"theory"はこの学びの場でコア。

講師である、中野民生さん、中原さん、安斎さんというそれぞれに全く異なるインパクトをもつ3人の"Theory"と"theory"に触れさせてもらう学びの時間は深くて重い(笑)6時間を終えた時にはだいたい消化不良を起こしてモヤモヤしています。(講師の皆さんも相当な時間とエネルギーを使って準備をして当日を迎えて私たちの前に立ってくれていることに感謝しかありません)

さて、なぜ私がこの場にいるのかといえば・・・正直、わからないのです。直感です。この場へ参加するには、志望動機&ポートフォリオ提出というフローがありました。選考を経て、この場に参加できたことは本当にありがたく、志望動機にはその時に感じていた私の動機を書いているので嘘は書いていないのです。しかし、改めてなぜ?と考えてみるとどの理由も嘘ではないけれど、全てではないという感じがしています。

改めてここに参加することになった理由があるとしたら、"Theory"と"theory"なのだと思います。

私は実践や体現に重きを置き、振り返りも定期的に設けています。フィンランドの教育で言えばlearning by doing(急にフィンランドの教育の話を出しましたが追い追い書いていきます。そしてこの言葉自体もデューイの言葉ですね。)

一方でその中で培われてきたtheoryとTheoryの照らし合わせをどのくらいしていたかな?と言われたら、theory>Theory。

自分の癖として、体感覚を持って学習する方が得意というのがあるんですよね。習うより慣れろ。でも、せっかくの実践はTheoryによって強化され、広がりをもつものだということも認識していました。そしてtheoryとtheoryのがぶつかった時にTheoryを知っていたら、対立ではないその先の議論へ向かう助けになるとも感じていたのです。

振り返れば、仕事柄theoryとtheoryがぶつかる場にいたり、私自身もそれで相手とうまくいったりいかなかったりした経験が思い出されます。。。そして私はこれからもその対立が起こりやすい世界に関わっていくことは決まっていて、だから、きっとこの場によばれたのですね。

今回はワークショップスピリットの場の話を書きましたが、今年は他でも"Theory"と"theory"を見つめる学びの場ばっかり(笑)

そこでの学びや気づきを実践に還元しながら、よりパワーアップしていきたいと思います!

<イベントのお知らせ>長野でフィンランド教育のイベントを開催します。ワーケーションもするし、焚き火もしちゃおうという欲張りな1日です。ぜひ一緒にいきましょう!


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