右肩鎖骨骨折

先日、幼稚園時代の話を書いたのでその続きでもう一つ幼稚園時代の話を一つ。

二階の高さもある竹馬に乗る、そんな幼稚園。

もう一つ流行っていたことは「側転」
ただの側転なのだが、何故か男の子は目的もなくただひたすら回っていた。

美しさを競うわけでも、速さを競うわけでもなく、ただ回っていた。

ある日、ガキ大将と一緒に側転をしていた時、2人でふと「手つかずにやったらカッコいいんじゃね?!」と試してみることにした。

まずは僕からということで、手を付かずに側転。
勢いよく回り始めたはいいが、途中失速し、結果右肩から地面に落下した。

幸いにして砂場で試したため「いった〜!!」と叫ぶで終わった。
問題はその日の夕方から、週に4回通っていたスイミングでクロールの腕が回らない。痛みで回らない。

こりゃまずいと右肩が痛いと母親に話しても
「あんた、どうせ練習サボりたいだけやろ!」
と怒鳴られる始末。

翌日もその翌日もスイミングは続き、変わらず僕の右腕は痛みで上がらず、上手く泳げない日々ご続いた。

結局、あまりに痛い痛いと騒ぐので事故から1週間後にようやく病院へ連れて行ってもらえた。

レントゲンの結果
「右肩鎖骨骨折」

骨が折れてました。
折れて1週間、泳いでました。

母親が病院で言った台詞は今でも覚えている。
「あんた、痛いんやったらはよ言わな!」

言うたやん……

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