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By the Light of the Silvery Moon

「バイ・ザ・ライト・オブ・ザ・シルヴァリー・ムーン/銀色の月明かりの下で By the Light of the Silvery Moon」は1909年にガス・エドワーズ Gus Edwardsが作曲し、エドワード・マッデン Edward Madden が作詞したポピュラーソング。日本語のウィキペディアにあるくらいには有名な曲だけど、最近はそこまで頻繁に録音されているわけではない。

もともとミュージカル『ジーグフェルド・フォリーズ Ziegfeld Follies』で使用された楽曲。モダン・ジャズでは見向きもされない曲ではあるが、素敵なメロディと歌詞。「月明かりの下で、あなたの愛を語らいたい。僕は君に甘い歌声で愛の歌を歌うよ」とはじまる愛らしくロマンチックな曲。

録音

Fats Waller and His Rhythm (NYC July 13 1942)
Fats Waller (Piano, Vocal); John Hamilton (Trumpet); Deep River Boys (Vocals); Arthur Trappier (Drums); Cedric Wallace (Bass); Al Casey (Guitar); Eugene Sedri (Alto Saxophone)
ディープ・リバー・ボーイズを従えたファッツ・ウォーラーの録音。ドラァグっぽいスローなスウィングを展開している。

Vi Wickam & Paul Anastasio (Eunice, Louisiana 2020)
Vi Wickam (Violin, Vocal); Paul Anastasio (Violin); Albanie Falletta (Guitar, Vocals); Ben Fox (Bass)
ジョー・ヴェヌーティの弟子ポール・アナスタシオとブルーグラス/ジャズのヴィ・ウィッカムの録音。ここではニューオーリンズで活動しているアルバニー・ファレッタとベン・フォックスを従えたバンドで録音している。ツイン・ヴァイオリンが非常にかっこいい。


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