あなたがしてくれなくても 10話を観て感想と脳科学的検討

8話から観出して、1話2話3話をFODで見て、あっという間の10話、なんかいろいろ心の中がわじわじするので、感想書いてみたくなりました。

まず、恋愛偏差値高そうな北原華さんのセリフはいつもどきっとさせられます。おせっかいがまた秀逸でいつも盛り上がる方重視な行動。ドラマのキーマンですね。セリフと心が串刺しになる思いです。

みちさん演じる奈緒さんのあの間の取り方は、絶妙です。陽ちゃんと声をかけてから、あの間。言葉にならない思いが込められている感じがします。

楓さんは、実はなかなかいい女ですね。できる女を演じて、でもキャパいっぱいいっぱいで、誠はしっかりと支えるべきでした。結婚記念日だからって誠のあんな誘い方は良くないね。酷評が多いですが、前半あまり見れてないからか、私は評価高いです。
それに対して、新名誠は女々しいし、しっかりと相手のことを観れていない、自分の体の欲求ばかり、結局相手を観ているようで自分のことしか見ていなかったのではないか。と思うのです。確かに料理作ったりとか優しいけど、男の優しさってそういうのだけではないし、うまく表現できないけど、なんか違うとしか思えません。
私も、新名誠と同じ、忙しい妻、仕事で疲れている妻に対して家事のほとんどを私がやっています。アプローチがうまくできないので4年ほどレス状態ですが、ランチ行ったり、夜仕事の悩みを聞いたりして心は繋がっているのを維持できていると思います。

脳科学的にも体のコミュニケーションはオキシトシンが分泌され、ストレス耐性を上げます。コミュニケーションがなければストレス耐性は下がり不幸な気持ちになっていくでしょう。性交渉がなくてもスキンシップはある程度した方が良かったのかもしれません。
もう一つの幸福の脳内物質セロトニンはストレスに弱いので、人とのつながりは大事です。
セロトニンは覚醒のためでも必要で、リズム運動や朝日にあたるとかでも良い。人とのつながりが充実して、セロトニンを上げるのが大事です。ドーパミンは性交渉したら出るかもしれませんが、長続きする物質ではないので、まずは、セロトニンとオキシトシンです。

あなたがしてくれなくても、に話を戻すと、今4人はそれぞれ別々に暮らすことになり、ストレス耐性は下がる傾向になります。孤独を克服するには人との関わりが必要です。一人立ちは自分を律する、自律してから自立することになると思いますが、そこには人の助けもあっても良いのではないかと思います。なので、みちさんが、誠を振ったのはちょっと驚きましたが、やっぱりか、という感じもしました。

次回は幸せとは?という副題もあるようなので、ウェルビーイング研究中の私としては楽しみです。待ちきれず漫画喫茶で漫画読みたいくらいです。

仕事柄、コミュニケーションコーチでもあるので、それぞれどうコーチングしようかななんて目線で見ていても楽しいものです。

その行動の目的は?
5年後どう在りたいのか?
そのために今どうする?

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