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ヨーロッパ文化教養講座(アストリッドとラファエル3 (7)「悪の華」録画鑑賞記)

2023/09/05
アストリッドとラファエル シーズン3もあと2回。
シーズン4へどのように話を続けるのかが、興味深い。
今回の原題は、「Les Fleurs du mal」(悪の花)
邦題は、花->華とした。
事件の主題は毒草なので、制作側が「花」だと直説すぎると思ったのか、「華」を使った。

理論派×熱血コンビが事件を解決!フランス発ミステリー、シーズン3。植物園で、専門家である温室の責任者が毒殺される。胃の中から見つかったアカシアの葉はなんなのか?

植物園で温室の責任者マルトリが遺体で発見される。近くにあった猛毒を持つ木の樹液で顔の皮膚がただれていたが、ここに来る前に毒を盛られていたと、アストリッドが指摘する。植物神経生物学の専門家だったマルトリは、兄に管理させている農園で植物の研究もしていた。

ラファエルたちが捜査を進めると、マルトリは以前勤めていた製薬会社を突然退社し、親会社である大手食品企業からたびたび訴訟を起こされていたことが判明する。

NHK海外ドラマホームページ

コメントと感想:

1.今回の本筋の事件の犯人は、怪しい登場人物が少なかったので、比較的わかりやすかった。
動機も「嫉妬」という人間的なもの。このドラマは、事件の外観は凝っているが、動機は単純だというものが多い印象がある。

今回は、監察医のフルニエが、アストリッドの洞察力を証明することで、活躍した、エピソードであった。

2.テツオ・タナカとアストリッドの関係は順調だし、テツオ・タナカとニコラ・ペラン警部も大の仲良しになるし、ラファエルもニコラ・ペラン警部が自分に気があることをアストリッド経由で聴いて狂喜するし、Happy Endの回だった。

3.また、アストリッドの亡父の恋人だった、警察学校の教官が、アストリッドの最も苦手な、口頭試験対策に親身になって協力するところも、見ていて癒やされる。

4.シーズン3の最終回はどうなるのだろうか?
アストリッドの口頭試験は、シーズン4まで持ち越すのだろうか?
楽しみである。

また、その後すぐ、「DOC」シーズン2が始まるので、シーズン1の復習もしなければならないと思う。

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