実はこの料理、洋風ちらし寿司にもなるし地中海風サラダにもなる。すし飯で作れば洋風ちらし、ご飯をオルゾやマカロニに変えると地中海風サラダになる。

このメニューの醍醐味は、手持ちの食材を簡単に組み合わせられること。嫌いなものは入れなくていい。いろいろな野菜を自由に試してみよう。

私の母はぷりぷりの甘海老ときゅうり、チーズキューブ、プチトマトを入れて関西風の甘めのすし飯でよく作ってくれた。地中海風にするには、フェタチーズ、パプリカ、トマト、オリーブ、キュウリなどをたっぷり入れて、ハーブの効いたドレッシングで全体を引き締めているとよい。

材料は以下のようにパセリ、フェタチーズ、紫玉ねぎ、オルゾ（またはすし飯）、赤パプリカ、プチトマト、サンドライトマト、缶詰のひよこ豆、エビ、タコやイカの魚介類などお好みで。

このレシピの主役はエビ。大きなエビでも、小さなエビでも、サラダ用の小さなエビでも、なんでもいい。さっと湯がいて好みの大きさに刻んでおく。

すし飯でなくオルゾを使うなら先に茹でてさましておく。エルボー型のパスタを使う時も同様だ。

この一品にはすべてが詰まっている。カラフルで、レモン風味で、甘くて柔らかいエビがたっぷり。

野菜を入れたり、入れ替えたり、自由に組み合わせることができる。手持ちのものを使って大丈夫。

材料

オルゾーパスタ - 茹でていないもの
フェタ - 水気を切って砕く。
グレープトマト - 大きければ半分に切る。
ひよこ豆の缶詰 - 水気を切る。
茹でたエビ - 大きければ刻む。
赤パプリカ - さいの目に切る。
サンドライドトマト - 千切りにしたオイルパックのサンドライドトマトを使う。水気を切ってから使う。
キュウリ - イングリッシュ・キュウリなら皮ごと食べられるし、種の心配もない。
赤玉ねぎ - ごく薄くスライスするか、さいの目に切る。
パセリ

ドレッシング

レモン汁
オリーブオイル
乾燥オレガノ（お好みで）
フレッシュ・ディル（こちらもお好みで。でもあると香りが引き立つ）
蜂蜜
サン’ドライトマトのオイル
塩、胡椒

ドレッシングは別の容器で作っておいて、地中海風サラダまたは洋風ちらしができたら、回しかけ、全体が均一になるように軽く混ぜる。

ドレッシングの味をなじませるため、食べる前に冷蔵庫で1時間以上冷やし、皿に盛って食べる！