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プロジェクトマネジメント協会の会員なので、サスパタもプロジェクト化 サスパタへの道(2)

PMI日本支部SDGsスタートアップ研究会の三木章義です。CSVのリファレンスカタログ作成に向けた活動 ~サスパタへの道~ 第2回です。どうぞ最後までお付き合いください。


実現に向けて、プロジェクト化

何か実現したい事があるなら、プロジェクト化するのがおススメです。

 前回のnoteでは、「持続可能な開発」実現に貢献するCSVのリファレンス・カタログの作成を思い立ったことを書きました。次には、実現に向けて行動へと移す必要があります。思っているだけでは決して実現しません。

 とは言え、いきなり1章から書き始め、「どうなるか分からない、後は走りながら考える!」では芸が有りません。この場合に重要なキーが、プロジェクトの考え方です。今回のnoteでは、サスパタ・プロジェクトをご説明しようと思います。

サスパタ・プロジェクトは、5つのステップを定義

 サスパタに関するプロジェクトを簡単に考えてみました。主に、ゴールに至る工程の定義で、ビジネスではよくステップとかフェーズ、ステージ等と呼ばれるものです。

 プロジェクトマネジメント協会(PMI)の会員は、何かと物事をプロジェクトにしてしまう傾向があります。子供に、「夏休みの計画は立てたの?WBS※1は出来てるの?」と聞いたりします。(噓です)

 ジェラルド・ワインバーグという業界では割と有名なコンサルタントをご存知でしょうか。彼は自著の『コンサルタントの秘密-技術アドバイスの人間学』の中で自分が発見したいろいろな法則を紹介しており、その中の一つが「クリスマスプレゼントに金槌をもらった子どもは、何でも叩きたがる」という有名な「金槌の法則」です。PMI会員の金槌が、プロジェクトマネジメントです。

 サスパタ・プロジェクトは、5つのステップを定義しました。最初のステップは事例収集です。

 2番目のステップはパターンの抽出です。CSVが成功している事業には、何かしらのパターンがきっとあるはずです。3番目は、抽出したパターンの編集です。

 4番目のステップが、いよいよ正式に公開、最後の5番目はその後の宣伝・普及活動です。

サスパタ・プロジェクトの5ステップ

 このステップに沿って進めていけば、きっとゴールに到達しているはずです!

簡単な計画作りでも、終わればすっかり出来上がった気分に

 今回は、サスパタ・プロジェクトとその5つのステップを説明しました。

 計画の悪い所は、立てただけで満足してしまう点ですね。こんな簡単な計画でも、すっかりもう出来上がった気になってしまいました。

 もう少し何をすればいいかを明確にするため、これから各ステップを詳細化していきます。

※1 Work Breakdown Structure (WBS、作業分解構造)は、プロジェクトを理解し管理する上で、プロジェクトの各工程を各担当者の作業レベルまで展開し気構造にまとめたもの

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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