彼方への置き土産 ‐心歌‐
紫紺の
海の彼方へ
産まれた記憶を置き土産
檸檬色の
時の彼方へ
無邪気な笑顔を置き土産
青藍の
星の彼方へ
親愛の情を置き土産
煌めいた一等星は
失った輝きと共に
遥か彼方さえも捨ててしまうの
見えなくなっても
そばに居るわ
流れ堕ちた林から
見守っているわ
それだけでは
永遠の約束にはならないけれど
命果てるまで
待ちつづけるから
勇者に
赦される日が
いずれやって来ることを
「彼方への置き土産」
>>> こちらの作品は、お一人お一人に向けた心の手紙です。心歌として吐き出しています。
恋し続けるために顔晴ることの一つがnote。誰しも恋が出来なくなることなんてないのだから。恋しようとしなくなることがわたしにとっての最大の恐怖。いつも 支えていただき、ありがとうございます♪