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なぜ私は行政書士を目指すのか

他の記事にも書いているとおり、私は行政書士合格を目指しています。そんな中、noteを散策していて以下の記事を見つけ、ハッとしました。

資格こそが『表の顔』『裏の顔』の証明になる。まさにその通りで、それが行政書士を目指す目的の一つでもあります。本記事では、私の脳内にしかない『なぜ私が行政書士を目指すのか』を整理していきたいと思います。


理由1:家系調査・家系図作成 (趣味からの発展)

家系調査の方法・家系図の作り方 (独学) のほうでも書きましたが、私は自分の家系を調査することをライフワークの一つとしています。家系調査というのは私にとって大変おもしろく、副業にでもしたいくらいに思っています。趣味から入って、深い沼にはまっている状況です。

業務として家系図作成を行う場合、特別な資格は不要です。しかし、現実としては行政書士事務所のサービスの一つとして提供されていることが多いです。現在のところ、戸籍による調査や、これまでのノウハウの積み上げなど、行政書士に優位性があるためと思われます。また家系図作成業務の求人情報を見ると、「行政書士有資格者」が採用要件の一つになっている場合もあります。そのため、家系図作成業務において行政書士は業務独占ではないが、ある意味デファクト資格であるという印象を持っています。

そこで、副業でもいいので、将来的に家系図作成業務ができたらいいなと考え、これが行政書士を目指した動機の一つになっています。

なお、司法書士が家系図作成を行っているケースもあります。ただ、司法書士は本来業務に集中するケースが多いためか、司法書士事務所でのサービス提供例は行政書士ほど多くはありません。さらに司法書士は超難関資格ですので、家系図作成業務だけを目的に目指すには不向きです。

理由2:法律知識や学習経験の裏付け (検定試験的意味付け)

上でご紹介した記事の文脈における『表の顔』『裏の顔』に近い意味になります。私は理工系学部出身ですが法律分野が大好きで、自己啓発としての勉強経験ならあります。しかし、ただ勉強しているだけでは客観的な能力証明ができません。そこで行政書士を取得して知識向上+能力証明をしたいと考えました。行政書士という資格は相当に有名ですし、難易度も高いため、ある意味法律分野の検定試験として十分に機能していると考えています。

また、行政書士試験には科目として『情報通信・個人情報保護』があり、まさにその部分が私の本業であり、業務知識の裏付けとしても機能します。

このように、いつか行政書士を『表の顔』としたい、あるいは自己啓発的な学習や業務知識の積み上げのような『裏の顔』の証明として活用したいというのが、行政書士を目指した動機の一つになっています。

理由3:強みと強みを結ぶグルー資格として (将来のため)

『宅建士×行政書士』『社労士×行政書士』のように、行政書士は『???×行政書士』の形で、他の資格と組み合わせて業務活用するケースをよく聞きます。グルー資格 (もしくはハブ資格) いう言葉が適切かどうかはわかりませんが、私は『???×行政書士』の派生形として行政書士資格を活用したいと考えていました。

私には自身の強みとする分野 (もしくは強みとしたい分野) がいくつかあります。上述の『表の顔』『裏の顔』と別の意味でいえば、情報系・セキュリティ系が私の『表の顔』(=仕事上での一面)、その他の分野は『裏の顔』(=仕事上では見せていない一面・私生活での一面) ということになります。現状では分野間の結びつきは少ないです。

強みがバラバラに存在し、相互に業務活用しにくい (結び付きは一部に限られる)

そこで、これらを結びつけるグルー資格として行政書士を取得・活用するのはどうかと考えました。

行政書士をグルー資格として、各分野を結びつけたい

行政書士を中心に据えることで、これにより創生される行政書士らしい業務もあるでしょうし、行政書士を窓口として各分野の業務をサービス化するのもよいと思っています。

他の士業は専門性が高いため、グルー資格としては行政書士が最適かと考えました (そもそも他の士業であれば、本来業務で十分かと)。これが行政書士を目指した動機の一つになっています。なお、グルー資格としては、中小企業診断士もありかもしれません。間口が広そうなので。


以上、私の脳内にだけあった『なぜ私が行政書士を目指すのか』を言語化してみました。モチベーションが下がりかけたとき、こちらの記事を読み返して、自分を鼓舞したいと思います。

※ もっとも、今の仕事は安定していますので、すぐに行政書士になることは考えていません。将来を考えた場合、行政書士を副業・キャリアチェンジ・セカンドキャリアとして、保険的に考えておくことは悪くない選択だと思っています。どんどん歳を取ってしまい、記憶力も衰えていくと思いますので、早く取らなければならないですね。

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