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【GS翔】第1話~第12話

『牙狼-GARO- -GOLD STORM- 翔』の配信を見ている。道外流牙とその仲間たちのことは、さきに配信されていた映画『神ノ牙』『魔戒烈伝』でしか存じ上げないのだが、これ絶対見る順番が逆ではなかろうか。


第1話「剣」

 今回のお話の始まり。黄金騎士はいつものようにホラーを屠り、ジンガたちはひとりの魔戒法師を騙して怪しげな封印を解かせる。


第2話「炎」


第3話「蝶」

 魔戒法師とて人並みの幸せを夢見ることはある、というお話。


第4話「斧」

 そこに愛はあるんか? いいえ、あるのは希望だけ。板前見習い氏におかれましては、拾った命をどうぞ大切にしてほしい。
 黄金騎士である以上、流牙もたゆまぬ鍛錬を積んでストイックにその名誉を手に入れたのだと思うのだが、しかし拭い去れぬ人間らしい甘さが彼の魅力なのかもしれない。だからこそ莉杏も彼についてきてくれるのだろうなあ。


第5話「罪」

 アクションに惚れ惚れする回。道外流牙、鎧のつけ方が結構アクロバティックだなあという印象がある。

 高飛びを希望する人間をおびき寄せては陰我のあるオブジェに接触させ、次々にホラーを生み出すジンガたち。もともと姿をくらまそうという人間たちであるから変な後腐れもないし、高飛び代のカネも手に入るし、一石二鳥である。なんなら本当に全く違う世界へご招待しているので、一石三鳥と言えるかもしれない。


第6話「額」

 オブジェをばら撒いていた古美術商の正体はホラーであった。潜入捜査する莉杏がノリノリだが、こういうお仕事がお好きなのだろうか。
 ガロの剣から逃げ出そうとしたホラーは、冴え冴えする月明かりの元、別のホラーに捕食されてしまう。


第7話「術」

 ジンガ陣営と流牙陣営、邂逅す。
 ホラーになるということは、元となった人間は死ぬということだ。不可逆で強制的な辱めを、魔戒騎士は許すことはできないのである。


第8話「筆」

 社会的保証よりもクチコミがものを言う業界だろうからなあ……。


第9話「羽」

 若干不穏なワードが気になりつつも、知っている地名が出てくると嬉しくなってしまうのであった。


第10話「雷」

 雷を操るホラーに対して、流牙は身体を張った攻撃に出る。本当にあのデコチャリはどこから出てきたのだろうか……。


第11話「罠」

 ガルドにくっついていた喋るお人形の正体が明らかになる回。ザルバのような意思を持つ魔道具かと思わせておいて、実は妹との通信手段だったとは。
 のちの話で莉杏やガルドはジンガ達の張った結界をたやすく発見していたが、結界は「そこにある」と知られていないときにこそその効力を十分に発揮するものなのである。「ある」と信じた者にしらみつぶしに探されれば、いくら厳重に守りを重ねたとてやがてほころびを見つけられてしまう。今回は互いを心配して連絡を取り合う兄弟愛こそがそのほころびとなったわけだ。運よく流牙たちが招かれていて本当によかった。


第12話「絆」

 道外流牙に関してはあまりよく知らないが、生前のジンガさんについては以前ちゃんとワンクール見たので事情もそれなりにわかるつもり。ただ、どこにも感想を残していなかったので記憶があやふやなんだよなあ。

 ふたりとも極限まで己の技巧を高めているが故の踊るようなアクション。これは見とれる。

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