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霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル

予定があいた週末に、以前WEBで目に入った綺麗な稜線を思い出し、仲間を誘って中央分水嶺トレイルへ。

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地図を取り寄せに一週間くらい掛かり、忘れた頃にやってきた。
トレイル上にテントサイトが無かったり、スタート・ゴール、エスケープ含め公共交通機関が無さすぎる。
車2台で1日目スタート、宿泊地。2日目に宿泊地、ゴールに置くことに決めた。

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荷物は特に新調したものは無く、ある物を詰めた感じ。5月とはいえキャンプ地は標高1,400mとなるので防寒対策はしっかりと。

居住地の天気予報は警報級の雨。このまま出発しても良いのだろうか?
美ヶ原の天気は土曜日「雨のち晴れ」日曜日「晴れのち曇り」、現地の方が天候は良さそう。

初日に早朝から下り基調を頑張って歩き、2日目にノンビリとするプランを逆回りにして、土曜日の朝にノンビリ買い物して午後スタートすることに変更。

茅野のAコープで食材とお酒を買い込み、今日のゴール地点「大門峠」近くの白樺湖駐車場へ1台停め、スタート地点「長門牧場」へ。

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ソフトクリーム、クラフトビールの誘惑に負けずにトレイル起点を探す。

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あれだけ降っていた雨も上がり、予報通りに晴れ間もでてきた。

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まずは牧草地を歩いていく、マーキングもしっかりと付いていて安心。
うっそうとした里山を走り回っている我々だけに、広大な景色にテンションが上がる。

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坂をくだると今までの雨で水量が多いのか、いきなり渡渉があり、これまたロングハイクっぽく、テンションが上がる。

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白樺やブナなどの林を抜け、湿地帯を飛び越えて綺麗なトレイルが続いていく。

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途中、何度か渡渉があったが高低差も少なく森林浴を楽しめるコース。

1日目は9.8km 標高差470mD+ 3時間の道のり(コースタイムは4時間)
停め置いた白樺湖駐車場から、長門牧場へ車を取りに行き、今日のキャンプサイト「姫の木平ホワイトバーチキャンプ場」へ

キャンプ

車を停めているので荷物を背負う必要も無かったのだが、なんとなくハイクの練習ということでテント担いで歩いてました。

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信州牛で作る「すき焼き」&焚き火でハイクについて語る夜。

雨で初日の出足が遅くなった分を距離を進む為、宿泊道具を置き、急遽トレイルランニングスタイルへ変更。
ゴール地点「美ヶ原 山本小屋」へ車を回し、大門峠まで戻ってスタート。

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スタートから車山までいっきに標高をあげていく。冬に良く来る車山高原スキー場のゲレンデを通っていく。振り返れば、白樺湖、八ヶ岳、南アルプス富士山が見えてくる。

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ゲレンデを越えると壮大な草原の丘が広がり、なかなか見ることのできない景色に感動。遠くには北アルプス、中央アルプスが。

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八島湿原から鷲ヶ峰(1,798m)を越え、眺望の良いアップダウンを走って行く。寄らなかったが、ちょっと離れた八島湿原ビジターセンターで補給をおススメ。

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両サイドに旧宿場の街並みが見え歴史の感じられる中山道の和田峠へ。
あてにしていた、和田峠、扉峠ともに自動販売機も動いていなく補給ができないので要注意。

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三峰山(1,887m)から左奥にゴールの王ヶ頭(2,034m)のアンテナがはっきりと見えてくる。
ん?手前に降りてから大きな山があるな?茶臼山(2,006m)

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茶臼山まで最後の登り。眺望の良さに気持ちが救われる。振り返ると今まで来たトレイルが一望できる。

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茶臼山を越えれば美ヶ原高原まで3㎞。2,000mを越える場所にフラットな牧草地が見えてくる。中央分水嶺トレイルのゴール「美しの塔」がだんだんと近くなってくる。

2日目は26㎞ 標高差1,800mD+ 6時間の道のり (コースタイム14時間30分)

常に1,600m~2,000mを越える高原の為、補給とウェアリングには要注意だけど準備をすれば牧草地、樹林帯、湿地、高原の眺望を楽しめるコースだったな。
公共交通機関でのアクセスは悪いけど、、

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