【詩】レイニーデイ
雨雲はいつのまにかやってきて
遅れて止んでいく
歌が呼吸を止めてしまった後に
雨雲はいつのまにかやってきて
遅れて止んでいく
瓦礫の山となった街の上に
こんなに想ったことはない
早く不幸せになってほしいんだ君に
こんなに想ったことはない
頼むから不幸になってくれ
雨雲はいつのまにかやってきて
遅れて止んでいく
歌が呼吸を止めてしまった後に
雨雲はいつのまにかやってきて
遅れて止んでいく
瓦礫の山となった街の上
こんなに不細工な未来
黒く光っているよ
こんなに不細工な歌
この唇から日々生み出してしまうよ
こんなに目障りなスクリーン
駅前で鈍く輝いてる
こんなに想ったことはない
早く不幸せになってほしいんだ君に
こんなに想ったことはない
頼むから不幸になってくれ
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