【詩】キャンディ
歯肉がむずむずする
草一本生えない荒野に転がるのは誰
脳天が焼けてしまいそう
アップデートされた未来は素敵なはずだった
焼けた皮膚
大学の門前やキャンディ
不安と踊ってしまったのかよ
焼けた皮膚
スープに煮込んだような俺の脳みそ
不安と踊ってしまったのかよ
見えるか この騒がれた手の甲が
見えるか 刻まれた額の皺が
見えるか 山の奥見つめているこの瞳
見えるか 爛れてしまったこの肺臓が
焼けた皮膚
大学の門前やキャンディ
不安と踊ってしまったのかよ
焼けた皮膚
スープに煮込んだような俺の脳みそ
不安と踊ってしまったのかよ
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