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風を切り裂け!エアロポジションで霞イチ【BRM317千葉200】

霞ヶ浦にしては珍しく風がない。
暖かな春の日差しのもと、お喋りしながらノンビリと湖畔を一周。そういう感じを想定してエントリーしたBRMでした。

2024年3月17日。
AJ千葉さんのBRM317霞イチを走って来ました。

ルートはこんな感じ。

まずもって語らねばならないのは身体のこと。

3月初めにぎっくり腰をやりました。今までやったことが無く、これが世にいうぎっくり腰かぁ〜などと思ってたら、一週間後には椎間板ヘルニアに。
ぎっくり腰の方は4日程コルセットしたら治ったのですが、ヘルニアが酷い。直立してると右足が足首から尻まで痺れて痛い。しかも全く良くならない。。

「生きがいだった自転車ともこれでお別れなのかな😢」と鬱々としてましたが、ある時発見しました。
直立してると痛いけど、座ってたりお爺ちゃんのように背中を丸めて前傾させると痛くない。ならばロードバイクの姿勢は平気なんじゃないか!
土曜に沼で恐る恐るロードに乗ってみたらビンゴ。乗ってる間は痛くない👀
やった〜と有頂天になる腰痛おじさん。

いそいそと記念ジャージを用意しすっかり行く気に。

スタート前

スタート地点はいつもの手賀沼。スタート地点が近いのは正義です。早起きして朝ご飯を軽く食べて着替えて、さぁ行くぞと外に出て唖然。

路面が濡れている!

一気にしぼむ私のやる気。
もしかしたら雨降るかもだし、これ以上体が悪くなったらどうするの、大人として自重すべきじゃないの👼と心の良心がささやく。
やっぱりやめとくかなぁ。折角着替えたし、見送りにだけ行ってDNSを伝えてこようか。

水たまりを避けながら沼にでて、手賀沼親水公園を目指します。前日の感触同様乗ってれば痛くない。みちみち反射ベストを来たロードバイクを見かけます。

手賀大橋から

手賀大橋を下って行くと、橋からスタート地点の駐車場にたむろする反射ベスト集団が見えます。
駐車場に滑り込むとnoriさんが先着している。
の「おはようございます。受付しました?」
せ「おはようございます。今着いたところです。」

列に並んでしまうせくたむさん。
出走一覧に名前を書いてしまうせくたむさん。
ブルベカードを受け取ってしまうせくたむさん。

そう。繰り返して言いますが

私は
「スタート地点までと出かけてDNSできた試しのない男」なのです。 

ブルベカードを書いてると凪子さんも到着。
いしたくさんが見送りに来てくれて写真撮ってくれました。

沼の勇者たち!

やはり見送りに来たハイテンションのかぁるさん。
「風強いみたいですけと頑張って下さいね♥」
(・∀・)ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ
蜜の味のようだ😅

スタートからPC1

noriさんと私はウェーブ2、凪子さんは3なので15分遅れ。まぁ彼女のことだからPC1で追いついて来るでしょう。痛み止めにロキソニンは家で飲んできてます。
スタートしてすぐのトイレに寄ったのでnoriさんは先行。暫し一人旅です。
1人なので道道呑気に写真を撮りながら進みます。

いつもの手賀川
いつもの利根川

手賀川経由で利根川に出ます。利根川を暫く進み若草大橋を渡ります。

若草大橋

若草大橋の自転車通行料金は20円。
利根川を渡ると霞ヶ浦までは田舎道を走ります。

新利根川。この辺は追い風なのでグイグイ進めます
今回唯一の坂

丘と田んぼの間の道、なんだか景色や道の劣化具合が手賀沼辺りみたいで地元を走ってる錯覚を覚えます。

そうこうしてるうちに、後方から反射ベストのトレインがやってきました。「追いついた〜」と、トレインに乗ってきた凪子さんが合流。
ここからは二人旅。
喋りながら走ってるので注意散漫、ルートを外れて余計な坂を登ってしまったり😅

ルートに無い余計な坂

コンビニがありそうな雰囲気が全くない田舎道を進んで行くとポツンとコンビニが。ああnoriさんがいる!

PC1からPC2まで


そそくさと買い物して再スタート。
noriさんいっぱい待たせちゃってすまないです。

ここからはnoriさん凪子さんとの三人旅です。
暫く行くといよいよ霞ヶ浦に到着です。

予報では南西の風。午後から強くなる筈なのに午前から結構吹いています。古渡から霞ヶ浦南東端の北利根橋までは南東に進むので比較的追い風。

この3人で走るのも久しぶり。
よく見た光景の筈なのになんかとても懐かしくて、また一緒に走れて良かったなぁなどと感慨深く走って行きます。

北利根橋を渡ると今度は北西方向に向かいます。南西の風でも西が強いのか、強い横風が結構きます。横風に気をつけながら玉造を目指します。

天王崎公園
上手く撮れなかったけど結構な波が打ち付けてる🌊

途中の天王崎公園でパチリ📷いつもなら霞ヶ浦越しの筑波山が見えますが、この日はガスってるのか全く見えないのが残念。

3人で適当に先頭を入れ替わりながら走ります。前にいる時にミラーで後ろを見るとnoriさんが腹減ったオーラを発している。今日のお昼は高浜か玉造を想定してましたが、あのオーラの発し方を見ると、とても高浜まで引っ張れない。玉造でお昼にするか。
と言うことでフォトチェックの道の駅たまつくりに到着。

道の駅たまつくり

玉造といえば麺や虎徹さんなのでルートを外れて店に向かいます。程なく麺や虎徹さんに到着するも人が並んでる。名前を書いても11番目との事なので断念。虎徹さんのそばにある、さぬきうどん天霧さんにin。

実はうどん好きです。

米が食べたかったので、美明豚のカツ丼ザルうどんセット。来た瞬間、あっ多いと思ったけど、カツ丼の米が見た目ほど多くなかったので大丈夫。美味しくいただきました。ミニカツ丼にしてうどんメインでも良かったな。

暫し食事と会話を楽しみ再スタート。朝ロキソニン飲んでから8時間でそろそろ切れるのでロキソニン追加です。
今度は霞ヶ浦最北端の高浜を目指します。方角は同じく北西。風は追い風です。思ったほど時間はかからず高浜のPCに到着。

フリーライドで何度も寄ってるファミリーマート。向かいにあるのが和菓子の高砂屋さん。

点々は歯型じゃないよ

フリーで前に来た時、かぁるさんがなんか買ってたお店。こっそり草餅😅

PC2からPC3まで

さて再スタート。ここからの進行方向は南方向西方向なので向かい風の洗礼を受けます。遮るもののない湖面を渡った風が吹き付けます。岸壁には「冬の日本海かよ🌊」と言わんばかりの波が打ち付け湖岸の道にも飛沫がかかるほど。

少しでも風の圧を減らそうとブラケットの先端をもってエアロポジション。今までこのスタイルだとそんなに長い時間もたなかったのですが、座る位置を少し後ろにしたらバランス取れていい感じ。
炭治郎が禰豆子に言うように「小さくなぁれ小さくなぁれ」とデカイ体を寄せて前面面積を減らします。まぁ、たいして違いは無いのですが😅

ヒーヒー言いながらフォトチェックのかすみキッチンに到着。

大腿四頭筋が限界という凪子さん、向かい風に辟易してるよオーラを発してるnoriさんという感じなのでデザートでも食べて休憩しましょう。
かすみキッチンでコーヒーブレイク。

シュークリームは仙豆です

暫し風のこない店内でまったり過ごしましたが、ゴールまでまだまだ先があります。重い腰あげて再スタート。

しかし霞ヶ浦、君はどこをどう撮っても同じ写真になっちまうね。真向かいの風の中、PC3の土浦セブンに到着。

「やった〜ようやく土浦に着いた〜〜」と、なんだか全て終わった気がしてしまいますが、まだまだ終わりではありません。

楽に帰れるよ、
おいでおいでと囁く土浦駅

PC3からPC4

土浦からは南東方向に向かいます。ここからは西風に押されながら走れます。だいぶ日が傾いてきました。Merryさんは遂に現れなかったなぁ〜などと話しをしながら、行きに霞ヶ浦にエントリーした古渡を目指します。土浦から結構距離があるのね。

三人で記念撮影
少し風が収まってきた?

PC4からゴールまで

古渡セブン

ラストPCの古渡セブンに到着。今回200なのにPCが4つもあるのね。休憩多めで初めてのブルベにピッタリ。もうすぐ日が暮れそうなので、小さめのカップ麺で暖かい物を入れ、ウィンドブレーカーを着込んでゴールを目指します。

ここからは霞ヶ浦を離れて来た道を戻ります。
「さよ〜なら〜霞ヶ浦」

霞ヶ浦を離れると民家や木などあるので風の影響は弱くなり少し楽です。

名もなき田舎道のサンセット

夜になりました。田舎道は車があまり来ないのはいいけど、路面が荒れてるので穴に突っ込まないよう気をつけながら進みます。

夜の若草大橋

若草大橋を渡ると千葉県です。いつもの利根川の道なので帰ってきた感が満ち溢れます。
ゴールの新木セブンに着いてゴールゴールゴール!

最後の買い物

ゴール後

今回のブルベはゴール受付がスタート地点の手賀沼親水公園なので、ゴールの新木セブンから8kmも走らなければならない💦
ゴール受付した後も自走で帰らねばならないので魔法の粉を飲む。ゴールしてるのに。。
MAPで最短距離を確認して一般道を行ったら、坂とかあって余計なクライムが。手賀川に出ちゃった方が良かったですね😅

親水公園のゴール受付に行くと何人か並んでる。列に並ぶもヘルニアで真っ直ぐ立ってるのが辛い(T_T)昼に飲んだロキソニンはもう切れている。帰るだけなので我慢してゴール受付。

楽しかったね〜。またね〜
noriさん凪子さんと別れて帰宅路につきます。

手賀沼から我孫子の夜景🌉

そして帰宅。

風呂に浸かりながら今日を振り返る。

エントリーした時の想定とはだいぶ違った天候だったけど、

楽しかったからよし!

おしまい


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