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時代をまたいだ子育て

こんにちは。
Prism校長のきよこです。

今、時代が変化していると
あっちこっちで言われていますが
みなさんは、聞いたことがありますか?

変化の時代を生きる私たち

今、30代40代の人は、産業社会の
終わりから情報社会の移り変わりを生き
就職氷河期を経験してる方も
いらっしゃることでしょう。

そして、その人たちが今
子育ての真っ最中の年齢になっています。

時代は令和に変わり、情報社会も終わり
時代はSociety 5.0の時代を迎えようと
しています。

たくさんの時代をまたいで
生きている私たち。
そりゃあ、子育てにも悩みますし
子供達だって、迷いが出て当然です。

時代をまたいだ子育てはどうする?

産業時代に生まれ、産業時代の
親に育てられた私たち。
時代が変わり、携帯でなんでも
調べられるようになった今でも
学校では、辞書の引き方を学びます。

全く必要ないとは言いません。
ただ、今の時代においては
使い方が違うのかもしれないのです。

昔は、単語の意味を辞書で引きました。
しかし、今は、インターネットですぐに
出てしまいます。
知りたい時にいちいち辞書を引きません。

インターネットの検索機能は
とても簡単ですが、自分の知ってる
言葉だけしか検索しません。
そして、今はAIがどんどん
進化して、検索履歴から
興味ありそうなものを次々と
表示してくれるので、その人の
興味のある情報しか出て来なくなります。
これって、ある意味すごく怖いこと。

知りたい情報は出てくるけど
知らない情報はでてこないのです。

しかし、辞書はどうでしょうか?
辞書を開けることで
あいうえお順に言葉が並んでいます。
それは、興味あるなし関係なく
並んでくれているのです。
日本語には、たくさんの
素晴らしい言葉があります。
それを、知らないなんてもったいない。
だからこそ、辞書は価値がある。
新しい言葉に出会える機会が
圧倒的に増えるのです。

このように、同じものでも
昔の人にとっての価値と
今の時代の人にとっての価値が
変化しています。

しかし、教える側が、昔のように
「検索する」という名目だけで
辞書を使ってしまうと
今の時代の子供達には
携帯でいいじゃん。
となるわけです。

子どもたちは
どんどん便利な世の中になり
楽を知ってるからこそ
物事の本質を捉えにくくなります。

私たち大人は、どれだけの
本質を捉えているでしょうか?
何のための学びでしょうか?
時代が変わり、社会が変わっても
学校教育が変わらないのは
なぜなのでしょうか?
学びの本質とは何なのでしょうか?

時代が変化しているからこそ、
学びの本質を捉えることが
大事だと思うのです。
そこを、私たちは忘れてしまって
いるのかもしれませんね。

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