出勤3週目&4週目を振り返る

3週目は、ちょっと躓きかけた。最後の1日、会社に行きたくなかった。
電話を取るのが嫌だったのだ。身体が疲れていたのも理由のひとつだった。
いつもより遅く起きて、「会社休んでもいいかなぁ?」と家族に言ってみた。
帰ってきた答えは、ダメ。

「今が頑張りどころ」
「縁があって入った会社なんだから、ここで終わってほしくない」
「今日休んだら、次行きづらくなっちゃうよ」
「午前中だけでも頑張ってみようよ」

そんなことを言われた。頭では分かっている。こんなのは甘えだって。
結局、定年を迎えて週4勤務になった母が、会社まで送ってくれることになった。
ものすごく迷惑をかけている自覚はある。
それでも、会社に行くのがすごく嫌だった。
結局その日早退することはなかったけれど、集中力はガタガタだった。でも、何とか1日を耐え抜いた自分を褒めてあげたい。頑張りどころで頑張れたのだから。
もし自分が一人暮らしをしていたら、きっと休んでしまっていたと思う。実家に住んでいるからこそ、家族のサポートが受けられた。感謝している。

4週目。前半の2日は、何とか頑張れた。新卒の方々の研修に混ぜてもらえることになって、半日ほど電話の前から離れられたのだ。
研修自体も、品質管理だとか法律の話だとか、知らなかったことを知ることが出来てたいへん有意義だった。
ラスト1日は、また母に甘えてしまった。送り迎えを頼んだのだ。車を運転しなくていいと言うだけで3割のストレスが減る。
電話は、鳴ってくれるなと言う念が通じたのか、一度も取らずに済んだ。
1日中Webデザインのようなことをしていて、比較的楽しんで仕事ができた。

私は今、月火金の3日間働いている。
日曜の夜は憂鬱だし、月曜の夜は疲労困憊なのに眠れない。水曜は比較的落ち着いているが、木曜はほぼ寝て過ごす。金曜の朝も憂鬱で、会社に行きたくない病が首をもたげる。
幸い、仕事自体にはついていけている、と思う。周りの人も優しい。分からないことを聞いたら丁寧に教えてくれる。
それでも会社に行きたくないのは、休みの取り方が下手なのか、ストレスとなり得るものがあるのか。
後者ははっきりしている。運転と、電話だ。
運転は道を変えてだいぶマシに思えてきたけれど、やはりラッシュに巻き込まれたり交通量の少ない道で後ろに車が来たりするとストレスを感じる。
電話は言わずもがな。早口な相手に名前を聞き返すのも、◯◯さんお願いしますの◯◯さんがいないのも、みんなみんな嫌だ。

自分なりに解決しなきゃと思って、匿名のSNSに電話で緊張しない方法を問いかけてみた。何件かアドバイスをいただいたが、1番多かったのはやはり慣れだという答えだった。
前の会社でも電話は取っていたけれど、結局最後まで慣れることはなかった。取れるものなら取りたくないと他の誰かが取ってくれるのを待っていたことも原因かもしれないが、やはり電話と私は相性が悪いのだと思う。電話がうまく取れてスムーズに取り次ぎができた時でも、心臓の鼓動が早まるのだから。
つまり慣れることはない=ストレスは無くならないということなのだが、そんなことで会社を辞めるのは馬鹿馬鹿しい話だ。
だから、いただいたアドバイスを実践してみようと思う。
①台本を作る
②取る前に深呼吸をする
③社内のことを把握する

まずはこの3点を意識してみることとする。
台本を作れば、回数を重ねるうちに会話の流れを身体が覚えるかもしれない。
深呼吸していたら、電話苦手ですアピールにもつながるかもしれない。
うちの会社はあるメーカーの販売代理店でもあるから、消耗品の発注や保守の依頼が割とよくある。そんな時、担当者が誰だとか、どういう対応をすればよいかが分かっていないから、電話を取るのが怖いのかもしれない。
だから、社内のことを知っていれば、ある程度何をすればいいかが分かるはずだ。周囲の観察を怠らないようにしようと思う。

もう、土曜日が終わってしまう。今日も半分以上を寝て過ごした。明日もきっとそうだろう。そして充実感を得られないまま憂鬱な夜を経て、憂鬱な朝を迎えるのだ。
書いていて思ったが、休み方も下手くそだな自分。メリハリがない。でも出かける気力も体力もないし、コロナでそんな状況でもない。家でできることといえば、アマプラでドラマや映画を観るか、スマホをいじるか。大半をベッドで過ごすことになる。やはりメリハリがない。だが、慣れない環境に身を置いて疲れているのも事実。少しずつメリハリをつけていけるように努力する。
ひとまずは、明日の日曜日を少しでも楽しんで、月曜と火曜に向けて臨戦態勢を整えることが出来ればと思う。来週も頑張れるといいな。

来週は2日行ったら、入社してようやく1ヶ月だ。あっという間といえばあっという間だが、1日1日は長かった。これからも節目の時を意識して、自分の頑張りを可視化するようにしよう。

それでは、よい週末を。

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