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たまには音楽のことを書いてみます。

今日、サザンオールスターズ好きの芸能人たちがサザンのエピソードを交えながらサザンのことを讃えている番組を観ました。

芸能人の方々それぞれのサザンの偶像が語られるのを聞いて、なるほどなぁと思わされました。一人一人に寄り添った音楽を世に出してきたからこそ、それぞれのサザン像があるんですよね。

僕は2012年に桑田佳祐さんの全国ツアーの全公演に帯同し、そして2013年にはサザンの茅ヶ崎ライブなどに関わらせてもらいました。

確か当時は、桑田佳祐さんが食道がんから復活したばかりで、「2011年の東日本大震災からもう一度立ち上がって行こう」っていうメッセージを強烈に発信していた時期だったと記憶しています。

僕自身は、サザンにも桑田佳祐さんにも全くと言っていいほど興味を持っていなかったし、今もファンだという自覚はないけど、でも何度もライブを見るうちに、桑田佳祐さんのエモーショナルに訴えかけるメッセージに心を動かされている自分に気づかされました。

今でも「I LOVE YOU -now & forever-」という桑田佳祐さんのベストアルバムを聴くと、11年前のあの時のライブの光景がフラッシュバックしてきます。

イカツイおじさん達が、涙を流しながら拳を天に突き上げる、あの仙台公演でみた景色が忘れられないのです。

これもまた僕なりのサザンオールスターズとか桑田佳祐さんの偶像で、こうしたそれぞれのサザン、それぞれの桑田佳祐があることこそが、その偉大さの証なのかもしれませんね。

瀬川泰祐の記事を気にかけていただき、どうもありがとうございます。いただいたサポートは、今後の取材や執筆に活用させていただき、さらによい記事を生み出していけたらと思います。