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不登校の時、進路をどう考えていた?

学校に行けないままあっという間に卒業が近づいていた。その前にやらないといけないことがある。進路を決めることだ。





今のままでは学校に通えないで終わり。高校からは進級や卒業に関わる大問題なのに、自分にはそもそも通えるのだろうか。そういった不安が自分を襲う。





自分の中でこれだけは大事にしたいということをまとめることにした。一番優先したいのは全日制高校ということ。学校は好きだったから通いたいと考えていた。最悪ダメでも通信制高校に転校すればいいという考えもあった。






1つ懸念点があるとすれば、学力的にそもそも入学できるのかということ。受験当日は1か月ぶりにペンを持ったレベルで、試験内容は絶望的だった。だが、不登校になる前の内申点が高かったおかげで私立校は無事合格した。





そんなこんなで、とりあえず大事にした全日制ということだけ考えて入学を決めた。それ以外に選択肢を考える気力すらなかったから。進路どうするの?と子どもがなかなかはっきりしなくて焦る親御さんは多いと思う。自分がその立場でも焦る。ただ、子どもはのんきというわけではなくて、決める気力すらない状態なのかもしれない。





結局通信制高校に通うわけだが、そこで知った初めての世界は本当に刺激的で今でも役に立っていることが多い。全日制と通信制の両方を経験していることも大きいと感じている。





どこに行くかは確かに大事だが、結局自分たちのようなとにかく高校に行く、くらいの状態の人は回復してからでいいから、自分が何をするかを大切にするしかないと思っている。


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