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【ペパースパイス】

【ペパー】
 最も広く使われているスパイスです。昔の西洋では非常に珍重され、金1オンスとペパー1オンスが交換されていたほどてす。南インドマラバル海岸の熱帯雨林の原産で、つぶつぶの実がブドウのように連なってなります。未熟な実はブラックペパーになり、ホワイト、グリーン、ピンクなども同じ実を時期を変えて収穫したものです。ロングペパーはこの種類の親戚にあたり、これがサンスクリット語でピッパリと呼ばれていたことからペパーの名が生まれました。南アジアではロングペパーが先に広まりました。 中世ヨーロッパでも価値は変わらず、地代や税金などとしても使われていました。しかし、高価であっても需要はたいへん高く、ヴァスコ・ダ・ガマらが東方への海路を見いだすに至る原動力となったのでした。
まさにペパーは世界の歴史を左右したスパイスなのです。
 お腹の張りなどに効くほか、利尿効果もあります。食後のチャイにもGood!

#スパイス図鑑53ページより


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