ディストピアを描いた「悪魔判事」。
疫病が蔓延したのち生まれ変わった韓国。
そこは欲の皮突っ張る人間たちが国を牛耳る世界。
(まあ韓ドラのお得意分野⁈)
元俳優の大統領が生まれ、それを影で操る者もいる。
金の亡者と権力狙いのトップ集団。
夢の街建設を謳い、貧民街の人々を狩っていく.....。

そんな世界に登場したのが「ライブ法廷ショー」だ!!!
国民がアプリをダウンロードすれば、イエスかノーで判決に参加できるのだ。
その法廷の裁判長に任命されたのがヨハン(チソン『被告人』検事役)。両脇で支えるのがキムガオン(ジニョン『花様年華』大学時代)とオジンジュ(キムジェギョン)
ヨハンには疑惑があった。現在10年前の聖堂での火災で兄夫婦を失い、姪の車椅子生活のエリヤ(チョンチェウン『シスターズ』末っ子役)と暮らしている...が兄が生前約束した社会的責任財団への寄付を撤回したのは何故か。火を放ったのではないか？と。

ここには二人の悪女が登場する。一人目はチャギョンヒ(チャンヨンナム『サイコだけど大丈夫』では看護婦長役...)。二人目はチョンソンア(キムミンジョン)。こちらは最強の悪女だが、唯一の弱みがヨハンを好きな事。(余談だが、私の中の最強悪女は東野圭吾の「白夜行」「幻夜」の主人公)。

そして広域捜査隊刑事ユンスヒョン(パクギュヨン『セレブリティ』主役)がキムガオンの幼馴染で彼を支える。友人から恋人に変わったときに悲劇が起きる...。

ヨハンは何故「悪魔判事」として登場したのか？　ラストまで行けばわかります!!!

「ウォッチャー不正捜査官たちの真実」が見たかったけどネトフリとアマプラにはなかったので「悪魔判事」を見始めた。そしたら気になる俳優が現れたのでラストまで一直線。
気になる俳優がいてもついて行くのがやっとだったとか途中放棄ももちろんあるが、真相を知りたくてラストへ導かれてしまったドラマ。

とにかく【ライブ法廷ショー】が行われる世界が現れない事を願います。