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花様年華カヨウネンカ(熱い気持ち!!)

次は何を見ようかとググっていたときにタイトルに惹かれて見始めたら、胸に熱いものが込み上げ、涙も溢れた。そんなドラマです。

ここに書くにあたり、再度見た(2回目)。特に若い頃を演じた俳優ふたりの初々しさを、また見たくて!

主役4人のうち知っているのは、40代役イ•ボヨン(Mine)だけで、Mineを見始めたとき彼女をソン・イェジンだと思っていた。(日本の俳優だと吉田羊にちょっと似てるかな⁈よくあるあるはドラマを見ながら日本の俳優だと誰々...と思ってしまうこと、例えば秘密の森のチョ・スンウは堺雅人に、シスターズのウィ・ハジュンは川島明に、昼と夜のナムグン・ミンは沢村一樹など←あくまで私見ですが)

ハタチの頃の出会いとその後のブランク、そして再会。若い頃のシーンと中年になってからのシーンをダブらせながら映し出す。桜と雪も効果を高める。ふたりを繋いでいくハンカチと手、爪のアップの黒い点。

 足跡【好きなシーンのひとつ】
   雪道で彼女が転ばないように
  「僕の足跡を辿るように」と彼は言う
   これはこのドラマの重要テーマ

何故、彼女は彼の前から姿を消したのか?それが明かされて行く...悲劇は彼女のバースデーに起こる。そして再会したふたり、元学生運動家の彼は会社側人間へ、検事長の娘である彼女はデモに参加する側へ...。それぞれの新しい家庭、それぞれに息子が1人づついる...。検事長の犯した罪、火災で失った家族...。彼の父親の無念の自殺と今の彼の境遇...。

「何度 戦っても負ける人の味方になりたいんだ」そんな先輩の熱い思いに彼女はいつしか突き動かされ、生きる指針にしてきた。
ていねいに叙情的に作られた作品の中で、幾つもの言葉が胸を打つ。彼らを取り巻く人間模様も素晴らしかった。

果たして再会した2人は?
それぞれの息子の行き先は?

ジスがよく弾くピアノ曲
【めぐり逢い】アンドレ•ギャニオン
ふたりが手に取る詩集
【その夏の終わり】イ•ソンボク


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