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読む秋。/散らかる文 青紗蘭

読む秋

夏の終わりから感じ始める
秋の緩やかな時間の流れは。
冬から春へとはまた異なる
時間の刻みをしている。

秋葉に誘われて書を開けば
どの季節よりも心寄せ歩みよれる。

捲る音の響き。かすかにしっとりとした紙の丁度良い質感も【読む】を後押ししてくれている気がする。

【読む】という行為は、ある意味、著者との対話であり、問との出会いであるのだろう。決して受身では真の理解を得られない。

時間を置いて読み込めば、また異なった見解や視点に出会い、著者との対話も進む。


秋の葉が、また舞うこの季節を迎えられそうだ。時間の流れに緩急あれど、止まることは無し。

時間には限りがある。
急かすわけでは無いがそういうものだ。
短し長し、くらべずに生きたらいい。


私にも。あなたにも。
あなたに繫がってゆく人々も。
それぞれの流れを感じ自身の物語を
綴ってほしい。

いつか、その物語を知る者が顕れ問を知る。
いつか、その物語を語る者が彩りを添える。


脈々と繫がってきた想いを指先に感じ捲る。

受身では真の姿を顕さない。

それが、【何かを読む】ということのひとつの面白さなのだろう。


【おまけ ぼんぼん盆栽🍎✨】

姫りんご🍎✨

実のあーーっぷ!
今年は、二つ。ふたごかな?

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