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第1037回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/4/2)▲▲偉大なるマンネリを褒めよ、の話▲▲


色々市場ニーズ調査?のため
久しぶりに『こち亀』を斜め読みしておりました。


私世代の方であれば
子供の頃に毎週ジャンプで読むのは
こち亀だった、という方も多いはず。

私はもらった小遣いを
全部こち亀のコミックにつぎ込み、
親にたいそう叱られたこともあります。
(色んなところに隠しながら
 全巻を保有していた)


こち亀の面白さは
中期作品に寄っていると考えています。
中期の作品の流れは実にワンパターンで、
両さん何かをやらかす

部長に怒られる

両さんの復讐始まる

部長が反撃する
(当初は部長が派出所に乗り込むパターンから、
 派出所を破壊するパターンに進化)
という流れがお決まりなんですよね。


八つ墓村で逆襲する部長


読んでる方も展開は読めるのです。
具体の事象は毎回異なりますが、
引いてみてみると流れは同じ。
言うならば、
水戸黄門みたいなもんですよね。


この展開は普通だったら、
変化がない
マンネリと称されることでしょう。

しかし、
マンネリを突き通すことも時には
大きな才能になったりするんですよね。
同じことを繰り返すことって飽きますから。
それを手を変え品を変え飽きさせないようにする。
これは秋本治マジックですね。


こういうのを
『偉大なるマンネリズム』と呼んでもよいでしょう。

志村けんさんが
生前こんなことを書いています。

マンネリって普段あまりいい意味で使われないけど、
それもある域に達したら立派なものだ。

飽きられないマンネリ、日々新たなマンネリというものがあるんだ。
オレは偉大なるマンネリは、スタンダード・ナンバーだと考える。スタンダードとは、流行に左右されない確固たる標準という意味だ。

社内でも取引先でも、「偉大なるマンネリ人間」を目指し、
スタンダード・ナンバーという人材として認められれば、
安心して仕事を任せる人間として、
大きな信頼を勝ち取ることが出来るよね。

あの喜劇王だって
目指していたところはマンネリでした、
と聞くと、
早々焦る必要はないのでは?とも思います。
世の中、変化することが是みたいな流れがありますけど。


このコメントのオマケに
志村さんはこんなことも言っています。

俺は昔からコントを作る場合、かなりの下準備をするし、
出来上がった後でも念入りに何度もチェックする。

テレビを見ている人たちは、俺たちが一瞬の笑いをとるために、
まさか、こんなに時間をかけて綿密に作っているなんて、
想像もしていないだろう。
たった、「アハハハハ」のために、
だいの大人が寝ないで考えているんだから。



プロは
マンネリのために、
一瞬のために、
力を注げる人、とも言えそうです。

何かを続けているが
毎日変化がないぞ、
という方こそ自信を持っていいのでしょう。


私のこの日記は
まだまだ発展途上。
いい意味でのマンネリを目指していきます。

今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

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★★今日の圧巻人生方程式★★


偉大なるマンネリを目指せ。
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