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第1024回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/3/20)▲▲グランドデザインの構築は先にやっておいた方がいいと思う、な話▲▲


先日久しぶりに渋谷に行きました。
一貫性が今までイマイチだったけれども、
今急ピッチでイメージ改善に進んでいるのが
渋谷という街だそうです。


ちょうど今月の「私の履歴書」
東急会長の野本さんなのですが、
その中で東急のお膝元である渋谷の再興に関して
奮闘努力されていた様子が書かれています。


私は東京に住んでいた頃は
渋谷という街は意図的に避けていたような気がします。

何といっても人が多すぎて歩きにくい。
おそらく、
渋谷という名の通り街の中心地が
すり鉢の底のような形状をしているので、
街を広げることも出来ないから狭いし
歩きにくいカオスな街を作っているのでしょう。


そんな渋谷が先日訪れた際に
東京を離れていた4年で大きく変貌しており、
街のイメージすら変わった感がありました。

今までは駅を中心に放射状に
人の回遊が生まれていた
(駅→道玄坂、松濤、青山方面)気がするのですが、
駅近辺に新しくできた商業施設に
人が向かう流れに変わったように思えました。
(それが原因?なのか、
 駅周辺の混雑ぶりには閉口しましたが)


玉石混淆感があったのも
渋谷の魅力だったように思えますが、
街の一貫性を目指す方向に動いたのでしょう。


一方で街が出来たころから一貫性があるのが、
私が最も馴染みがあり好きな街の一つでもある
新宿西口でしょうか。

元々は浄水場があった敷地を
高層ビル群に生まれ変わらせたのですが、
区画が碁盤目状になっているし
通路が広いので歩きやすく
おおよそのエリアには地下道を通じてアクセスできる。
街をデザインした時からの一貫性があるので、
(私は)過ごしやすい街だと思っています。


ここから無理くり教訓めいたことを
導き出そうとするならば、
継ぎ接ぎでは一貫性を構築することが大変、
ということでしょうか。


最初にグランドデザインを作ってしまい
そのデザイン設計に乗っかっていけば、
各種の増築や改築にも耐えやすくなります。

一方で都度増築を繰り返していると、
建物の形状もバラバラ
デザインも方向性が欠け、
見た目も歪になります。

時間が掛かっても
初動デザインに時間を掛けた方が
後工程は楽になるものと思われますね。
(渋谷の今の街づくりを見ていると
 とても大変そう)


しかし後付けになっていると
カオスが生じて、
これまた猥雑な魅力が生まれる点も
捨ててはおけないのですけれどもね。
(香港の九龍城なんてそのいい例かと)

渋谷の街もこれからさらに魅力的になることを祈り、
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

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★★今日の圧巻人生方程式★★


全体設計を事前に行っておくと、
後工程は楽になるはず。
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