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大型連休な世の中ですが、

どこに行くこともなく粛々とタスク潰ししてます。

もっとも今日が何曜日なのか

よく分からなくなりつつありますが・・・。

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天気がいいとついつい表に出たくなる

そんな衝動に駆られますが、

そんな気持ちをグッと堪え

積み上げていた本を一気に読んでおります。

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深夜特急の再来との触れ込みで

発売日に即買いしていたのですが、

600ページ弱の大作に怯み

なかなか読み進められていませんでした。

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私、この手の旅をテーマにした

ノンフィクションを読むのは大好きなのですが、

本作は時代背景や地理感覚も

都度確認しながら読んでいたため

前進していませんでした。

正直なところ『深夜特急』のような

躍動感やワクワク感よりも

スパイ（密偵）の行動録ですから、

むしろドキドキすることの方が多い。

蒙古人ラマ僧に扮しながら、

西域を目指す男。

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参考文献と称される西川一三の

『秘境西域八年の潜行』の帯には、

モンゴルから青海省を経てチベットへ、

チベットよりヒマラヤを超えてインドへの道は

古くから探検家にとってもっとも魅力ある

路線の一つであった。・・・・

とあります。

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ホントだろうか？

人っ子いない大草原に砂漠を越える

このルートが魅力あるんだろうか・・・？

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そういう点では

私はいくら旅好きだと言っても

探検家にはなれなさそうだ、

ということを実感したのでした。

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しかし、

どうしてチベット方面は人を魅了するものが

あるのか。

河口慧海の『チベット旅行記』も

傍に置きながら読んでいたのですが、

点と点とを繋いだ先のチベットには魅力がありますが

日本から線で繋がれた先のチベットは

遠い遠い世界のことのように思われます。

だからこそ、探検家を魅了するのかもしれませんが。

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そう考えると

私の旅好きなんて、

まだまだ犬小屋に毛の生えた程度のものだ

と痛感することにもなったのですが。

死ぬまでには

自身を省察すべく赴いてみたいものです。

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★★今日の圧巻人生方程式★★

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旅は点と点をつなぐものだけに非ず。
一線に繋がる旅のストーリーもあるものだ。
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