実は3．11をきっかけに
「備蓄品の見直しをそろそろしないと」
と、思っていた矢先でした。
突然の深夜の揺れに驚かれた方も
たくさんいらっしゃったのではないかと思います。
（私は全く揺れには気が付かず、
　たまたま聞いていたラジオの速報で
　知ることとなりました）

11年前の今頃の様子は、
かなり記憶から薄れている方も
多かったのではないかと思います。
私もその一人ではあるのですが。

水がない、ガソリンがない、食料がない。
加えて計画停電で電灯や暖房が使えるかも
心許ない。
（当時はまだまだ寒い折で、
　暖房を我慢して毛布にくるまっていたことを
　思い出しました）
もちろん普段からの備蓄があれば
大慌てする必要もなかったのかもしれませんが、
あれほどの大きな災害に備えていた人自体が
極めて少数派だったと思われます。

この時期にあれだけの大きな地震が起きたのも、
『このタイミングで緩んだ気持ちを引き締めろ』
というメッセージなのかもしれません。
人間、喉元過ぎれば熱さを忘れますからね。

多くの方も仰られているところですが、
普段の生活は楽観的に
人生楽しく前を向いて、
でも良いかと思います。

しかし、
命や生活に関わることとなっては
最悪な事態、願わくばご勘弁願いたい
ネガティブな要素も想起していないと、
「今回は大丈夫だったから、まぁいいか」
となってしまうものです。

備えへの準備を怠らない、
といったところでしょうか。

我が家も、
水は定期的にローリングしていますが
その他の食品、電池、電灯などは
どこにあるのか、使い物になるのかは
少々怪しい状態です。

この週末はご家族で
非常用持ち出し品の準備や、
災害伝言ダイヤルの使い方などを
再確認してみてはいかがでしょうか。