第981回【圧巻人生日誌 日々是成長】972(2024/2/6)▲▲38年続けば歴史になる、を超えて▲▲
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映画が大好き、というわけでもありませんが、
暇を見つけてはシリーズもの作品を
頭から見てみたりしています。
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身近なところで、
渥美清の「男はつらいよ」など。
いわゆる「寅さん」ですが、
映画第1作は1969年に封切り。
その後、渥美清が登場する作品としては
1995年までシリーズが続いています。
(その後1997年と2019年に
実際の渥美は登場しないが、
特別編が公開されている)
渥美が主演した作品だけで、
26年も映画公開が続いてきたことになります。
(ここまで全48作、
1年に2本ほどの作品が生まれてきたことになります)
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あと長大なシリーズではないものの、
トム・クルーズの「トップガン」は
2022年に36年ぶりに続編が公開され
大きな話題になりました。
30年以上の時間が経っても
同じ主役で作品が作られるなんて、
これまた恐るべしです。
(そして、
36年経ってもトム・クルーズがカッコいいのも
恐るべし)
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そのような中、
2024年に38年経っても主役が健在の
あの作品が帰ってくる。
映画『帰ってきた あぶない刑事』公式サイト (abu-deka.com)
私の生きている期間と
ほぼ等しい時間を生き続けてきたとは、
これまた恐るべし。
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そもそも旬な若手俳優が主人公ならまだしも、
舘ひろしも柴田恭兵も70over。
何がこのようなロングヒットを
引き起こすのでしょうか。
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(私も含めて)
根強いファンの存在がいることも
理由の一つですが、
中高年層が期待できる作品の不在が
old作品の人気に火を付けているようです。
ここ最近のヒット映画は
「ゴールデン・カムイ」「キングダム」など
原作がマンガ作品のケースが多いのですが、
マンガを読まない中高年には??となってしまう。
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自分たちが若き頃に熱狂乱舞したあの作品に、
もう一度当時の自分を投影してみたい。
そんなファンの願望が、
舘ひろしと柴田恭兵の
70歳過ぎて辞めたいんだけど
辞めるに辞めれない、
なことになっているのかもしれませんね。
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しかし予告編を見ると、
随所に往年のファンを盛り上げる仕掛けが
組み込まれているんです。
当時も走ってバイクに乗っていた二人が、
70歳を過ぎてもまだ走るしハーレーに跨っている。
しかも作品の顔ともいえる劇中車
日産レパードがまたまた登場する。
40年近く前、
昭和の時代に市場にデビューした車が
令和の時代になっても当時と同じく街を走っている。
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細やかだけど外せないファンサービスが
おじさん(おばさん)世代のハートを
掴んで離さないのでしょうね。
当時の時代感を知る人も知らない人も、
5月24日は劇場へGo!
そして熱狂乱舞!
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★★今日の圧巻人生方程式★★
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幾星霜を経ても
なおも生き続けるコンテンツ恐るべし。
長く生き続けられるには
理由がある。
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