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「ママと結婚する」がまさかの気まずさに?5歳児と過ごすと起こる不思議でステキな事

わが家の5歳の次男。

彼と過ごしていると、思わず「エッ?」と2度見しまうようなちょっぴり不思議なことがおこります。思いもよらない変化球的な質問、そして言葉たち。

それが、とっても可笑しいし愛おしい。

本日は、5歳児と過ごす中で、覚えている限りのおもしろ現象をまとめてみたいと思います。

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口癖が、まるで私?

最近、次男が頻繁に「もう~、しょうがないなぁ」とか、「まったくも~」「ねぇ、ちょっと聞いてる〜?」などという言葉をよく言うなぁと感じていました。

こんなにもよく言うということは、きっと、どこかで覚えてきたに違いない。どこで一体覚えてきたのかと思い巡らして、保育士さん?いやいや、夫か?いや違うぞ?もしかして…もしかしてだけど、「私か……??」となりました。

そこで、あらためて自分が普段発している言葉に意識を向けてみました。すると、うん、たしかに「もう~、しょうがないなぁ」「まったくも~」「ちょっと、聞いてる〜」を使っていましたね。

恐ろしいです。ミラー現象とはこのことです。

たしかに、小さな頃から息子は、私が話した言葉をオウム返しのように言うくせがありました。

息子の言葉は、私のコピーである。この事を肝に銘じて、今後は発する言葉にも充分注意を払おうと思いました。


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質問が深すぎて、焦る

ある時、次男が、”ひいおばあちゃん”という言葉の意味がわからなかったようなので、説明をしたことがありました。

「●●くんのお母さんは、このママでしょ。ママのお母さんは、ばあば。そして、ばあばのお母さんが”ひいおばあちゃん”なんだよ。」

それを聞いて、次男はうーんと考えた様子。私はそれを見て、さらに言葉を続けました。

「そうやって、どんどん命はつながっていくんだよね。●●くんには、ご先祖さまが沢山いるんだよね。」

うーん、とまたしばらく考えた様子の次男。ちょっと難しい事を言いすぎたかなぁと思いました。

そうすると、しばらく時間が経って、次男が、

「じゃぁさ、一番、最初のお母さんは誰なの?」と。

よく話を聞いてみると、ひいおばあちゃんのお母さん、そのまたお母さんと、繋がっていく場合、一番最初のお母さんがいるはずで、それは一体誰なのだ??と次男は思ったようでした。

えぇぇ、まさかそんな難しい質問来ると思わなかったなぁ……と私は心底驚きました。

えっと、元々ね。人間はお猿さんで、そこからだんだんと進化してね。人間になったから「お猿さん」かな?

うーん、それともキリスト教的に解釈すれば、アダムとイブのイブだろうか。

私はしばし考えたあと、チンパンジーからの進化論について、次男に説明を試みました。しかし、そのときは、分かったようなわからないようなという感じで、うーんと首をかしげたまま終わってしまいました。

その後、また2ヶ月後くらいに、同じ質問を思い出したようにされたときには、えっ、まだ考えてたの?とドキッとしましたね。

それからしばらく時が経ちました。次男が保育園帰りに目をキラキラさせて、話してくれました。

「ママ、知ってる~??人間ってお猿だったんだって!」

どうやら、先生から「人間の身体」についてレクチャーを受け、尾てい骨がお猿時代のしっぽのなごりであることを教わったようです。「このおしりのここに骨があるでしょ?これはね……」とすっごく嬉しそうに話をしてくれました。きっと、彼の中でストンと腑に落ちた所があったのだと思います。

でも、「一番最初のお母さん」問題は、次男の中で解決されているのか、いないのかは不明。たまにこんな質問でドギマギさせられるも5歳ならではなのかも。


1週間以上前の出来事を、なんども反芻?

ある週末に家でのんびり過ごしていたときのことです。急に次男が眉をひそめ、いつになく深刻な顔で話し始めました。

「あのさ―ママ、ぼく、すっごくおかしいなと思うことがあるんだよね……」

「ど、どうしたの? 何が、おかしいのかな?」

「えっっとねぇ、リフトがね。こないだいったスキー場でのったリフトあるでしょ。あれの短いコースと長いコースのリフトが一緒になってて、途中で別れて、また一緒になってて……  うーん…なんか、あれ、すごくおかしいなぁと思うんだよね」

「リフト?スキー場って、あぁ、そういえば、1週間前に乗ったよね。でも、ごめん、そんなリフトあったっけなぁ。。。」

言葉を変えて、一生懸命に説明しようとする次男。なんとか解読しようと私も頑張りました。しかし、ついぞ、何をおかしいと思っているかは解明できませんでした。

あるときは、朝食をとっているときに、「ねぇ、ママ、あのね。今度ケーキ屋さんいったらね、僕はモンブランを頼もうと思うよ。」と宣言されました。

ケーキ屋さんにいったのは、確か4日前のことです。

普通大人の場合、わりとその日のうちに解決されてしまうことも多いです。ケーキだって、「ショートケーキを選んだけど、やっぱりモンブランにすればよかったな」という問題は、食べたその日にスッキリして4日も引きずらないものだと思うのです。

彼が、出会った出来事の一つ一つが何度も頭の中でリフレインして、じっくりと熟成しているんだなと思うと、なんとも愛おしくなってしまいます。

5歳の頭の中の神秘ですね。

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「ママと結婚する」嬉しいはずが、まさかの気まずさに発展

言ってくれるとは噂に聞いていましたが、次男くんも言ってくれました!「ママと結婚する!」というパワーワード。何度も言ってくれてます。(ちなみに、あまり長男は言ってくれなかったのですよ。)

あ~、嬉しいなぁと思うと同時に、わりと現実主義なわたくし。

「嬉しい!でもね、えっと、●●くんが20歳になる時、ママは☓☓歳なんだよね。それでもいいかなぁ?同い年くらいの女の子と結婚したほうがいいと思うんだよねぇ。」などと、毎回はぐらかしてます。笑

また、この「ママと結婚する!」と言ってくれるのは嬉しいのですが、先日、保育園でやや気まずい出来事も起こりました。

保育園の同じクラスに、次男のことをとても好いてくれる女の子(A子ちゃん)がいて、いつも「●●くんのこと、好き~」と言ってくれているようです。(ありがたい!なんて、いい子なんだ!)

ちなみに、このA子ちゃんが、先日「●●くん、好き~!!」と次男に告白してくださったところ、「ママと結婚するから、ダメ~」と言ってしまったらしく。

お迎えで、A子ちゃんとそのママと帰りが一緒になったときに、「今日ね、A子、●●くんに好きって言ったら、ママと結婚するからダメって言われた―!!(キャハッ)」と私にご報告が。(ちなみに、A子ちゃんは、全く打ちひしがれていた様子ではなく、むしろ楽しそうだったので救われました。)

「エッ、そんなA子ちゃんと、●●も結婚したほうが絶対幸せになれるとおもうんですけどね。まぁ、うちの●●がそんなことを……(平謝り)」ごにゃ、ごにゃ。

謎の気まずい対応をしてしまった私。

いや、「ママと結婚する」が、まさかこのような若いカップルの成立を邪魔することになるとは!!笑 予想外の出来事で、世にも不思議なリアクションとなってしまいました。トホホ

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という、5歳児と過ごしたら起こる不思議現象。

いかがでしたでしょうか。

みなさんのお宅でも、きっと、こんな不思議でおもしろい現象が起こっていますよね。



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