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5歳と9歳の息子たちとの愛すべき1日を切りとってみる【モーニング編】

先日、2歳頃の次男の様子をとった動画をみて、大笑いした。

大好きな林檎と柿をもらって、大興奮して踊りくるう次男。

「りんごっ、りんごっ、柿おわりました~~っ」と、椅子の上で一心不乱に踊ったかと思えば、ふっと座った瞬間に、りんごにかぶり付く。

また、のそっと立ち上がり、「りんごっ、りんごっ」と叫びながら、踊り狂っている。また、すっと椅子に座って、りんごにかぶりつく。

これを数分続ける。


他の動画では、生の人参を掴んだかと思うと、むんずと床に打ち付けて、ガブッとかぶりつく動画もあった。その動画は、「やめて~」という私の声とともに、プツッと切れている。

さながら、マッドピープルである。原始の本能のままの人間という感じがする。でも、そのわけのわからなさが最高に可愛い。

長男と一緒に見て大笑いした。次男も一緒に大笑い。

ほんと、これを動画に収めておいてよかった………、と心の底から思った。


この次男には、まだ1歳くらいのときに、眼鏡の柄の部分を、180度曲げられたこともある。その眼鏡の変貌ぶりに、思わず写メをとった。

たくさんの珍エピソードがあるけど、どれも振り返ると愛おしい思い出になっている。そんな次男も5歳になり「小さな紳士か」と思えるくらいにすっかり落ち着いてしまった。

小3の息子ときたら最近では、私より友達が大事だ。週末のサッカーの試合には、パパは見に来ていいけど、ママは絶対こないで!と言われている。

寂しいな~、なんでママは見に行っちゃいけないのか。理由も教えてくれない。

「ママ、だいすき」と書かれた手紙を何枚もくれた息子はもういなくなってしまった。私のことを必要としてくれる時間が、確実に減りつつあるのを感じている。


こうしてゆっくりと椅子に腰をおちつけてnoteを書けるのは、子どもが成長し、心の余裕ができたからに他ならない。

けど、どこか寂しい。子どもたちとの時間は有限だ。まるで砂時計のように、すり抜けて子どもたちはどんどん変化していってしまう。

だからこそ、沢山書いて留めて置きたいと思う。というわけで、試みにわが家の昨日の1日を切り取ってみたいと思う。

――――

ときは、木曜日の朝7時。

「今日ってお休みじゃないよね?」と次男が起きてくる。

「おはよ。休みじゃないよ~。」と私。

「そういえば、昨日、半分とっておいた どら焼き食べたい!」と朝っぱらから次男。

「いやいや、どら焼き食べたら朝ごはん食べられなくなっちゃうよ。また保育園から帰ったら食べようね。」と私。

「……はーーーい。もう、しょうがないな。わかった」と、意外とすんなり受け入れる次男。

こういうとき、次男は大人だなと思う。

長男は、もっと駄々をこねてた気がする……という、心のうちに留めておけばいいことを、私はつい口に出して言ってしまった。

長男が、「うっざいな~」という。

こういうところだろう。私が煙たがれているのは…とまず、反省。


長男は起きるなりソファに座り込み、折り紙の本を読み始めた。

最近、めっきり折り紙にはまっており、くす玉をよく折っているようだ。youtube でレクチャー動画を検索して、どんどんと難しいものにチャレンジしている。

この折り方動画はほんとすばらしくて、動画のおかげで、私がほとんどサポートすることなく難しい折り紙も、できるようになった。

富士山だとか、ハリスホークだとか、数字だとか、籠だとか難なく折れるようになり、長男はすっかり折り紙沼にはまっている。

ちなみに、弟に自分のことを「折り紙プロ」よばせるほどの自信の持ちっぷり。笑

私も親バカを発揮して、「すごい、すごーーい!!これのここ、すごくかっこいいね!」などと褒めまくっている。

画像1

↑富士山とハリスホーク

画像2

↑生き物が好きな息子は、鳥や魚などを折ることが多い。


これは、すべてipadのおかげで、できるようになった事だ。

しかーし、最近「スマホ脳」という本の存在を知ってしまった私により、ここ数日、わが家のiPadは計画的に行方知れずになっている。

お母さんが「スマホ脳」を読んでしっかりと事実確認をしてから、きっと、またiPadは戻ってくるだろう。

(息子の折り紙エピソードしかりipadにも良い面はあると思うので、完全に取り上げようとは思っていない。けど付き合い方を見極める参考にしたいと思っている。そんな「スマホ脳」読後レポートもまた書きたいと思う)

「ねぇママ、ipadどこ?探してくれるって言ってなかった?」

2人が口々に言う。

やっぱり依存性あるのかも?とりあえず「スマホ脳」早く読まなきゃと思う私。(←まだ、ほんの最初のほうしか読めていません……!!)

「うーん、ちょっと今日、探しとくね。」と、ゴニャゴニャ。


そして、「ご飯できたけど!」と呼ばれて、私たちは食卓につき、夫が作った朝食を食べる。(ちなみに、わが家の朝食担当は夫。)


急に、「ヨクイニン、ヨクイニ――ン飲まなきゃ♡」と次男が言い出す。

このヨクイニンとは、次男の水いぼを直すための漢方薬で、食前に飲むことになっている。

幼児によく見られる水いぼだが、害があるわけではないけど、次男は全身に広がってしまっている。

しかし、このヨクイニンのタブレット。すごく美味しいようで次男の大好物になっている。あまり美味しそうに飲むので、長男が「俺にもくれっ!」と言い出し、2人の喧嘩の種になるのは勘弁して欲しい。

そんなこんなで、ご飯を食べ終わり、口をゆすがせて、こどもたちに体温を測るように促す。

長男に「忘れ物はない?マスクした?」と声をかけて、怒涛のように「いってらっしゃ~~い!」と子どもたちを送り出す朝が締めくくられる。


朝について書くだけでこんなにも長くなってしまった……。

今日は、この辺りで。

――――

最近は、次男の帰りの保育園の迎えをあえて、自転車ではなく歩きでいっている。

往復30分以上はかかるけど、次男の手のひらの温かいぬくもりを感じながら、手をつなぎ歩く時間は貴重だ。(それに、運動不足解消にもなる)

今日はどんな話をしながら歩いてくれるか?

楽しみにしながら、今日も一日を過ごそうと思う。

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