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おかしな世界

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記事一覧

白いシャツと格闘中

子供の頃からずっと私立の学校だったので、制服だった。 当然のことながらシャツは白と定めら…

西願広望
3週間前
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細川ガラシャは怒っているか? -過去の使用方法について

静岡県知事川勝氏が辞任したさい、細川ガラシャの辞世の句「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の…

西願広望
3週間前
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大学人の反実力主義と、左翼堕落の一因

大学の先生の劣等感 ふつうのひとには理解しがたいかもしれませんが、大学の先生のなかには、…

西願広望
1か月前
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犯罪の直接の原因としての復讐心

痴情のもつれコロナ禍の「自粛警察」騒動のときも感じたが、糾弾できる人間が見つかると、鬼…

西願広望
1か月前
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BSフジプライムニュースで小池晃さんを観ての雑駁な感想

ないものねだり3月20日のBSフジプライムニュースで日本共産党の小池晃さんと、保守主義者の先…

西願広望
1か月前
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「ててて!とまって!」運動

挙手という行為 以前、ラテン系の外国人の女友だちと、日本のとある街を歩いていた。 彼女は、…

西願広望
1か月前
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大誤解 ―逃げる男たち

「逃げろ!」アメリカ南北戦争の映画だったかな。 敵が少年兵らを前面に出してきたとき、ジョン・ウエインは「逃げろ!」と叫んだ。 あの男のなかの男、ジョン・ウエインが、子どもをまえにして「逃げろ!」と叫び、そして実際に逃げだしたのであった。 面白かったし、考えさせられた。 男が逃げるときは3つ。 ①臆病風に吹かれたとき。 ②体勢を立て直してから復讐戦をいどむとき。 ③敵と戦うことが名誉にならないとき。 今日のおはなしはこの③だ。 子ども相手に戦っても、名誉にはならない。 勝

発見なき自分探し

自分探しnoteを読んでいると、自分探しをおこなっている方々にめぐりあうことがあります。 …

西願広望
1か月前
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感動!広瀬めぐみさん、すごいなあ

先日、立ち飲みバーでワインを飲んでいた。 つけっぱなしのテレビから、広瀬めぐみ参議院議員…

西願広望
2か月前
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結婚相談所は反革命だ

誤解しないで 誤解しないでいただきたいが、私は「結婚相談所を使ってはいけません」と主張す…

西願広望
2か月前
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詩「若者に告ぐ」

すべてを疑え親、先生、新聞、テレビ、ユーチューブ、友だち、すべて疑いなさい。 しょせん誰…

西願広望
2か月前
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結婚を控えた女性へ

19世紀末フランスの、いまでは誰もその名を知らない、ある作家の小説を読んでいたら、興味深い…

西願広望
4か月前
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処女崇拝のふしぎ ―クリスマスをまえに

処女がよいそうだ周知のごとく、クリスマスとは、イエス・キリストが処女マリアから生まれた…

西願広望
4か月前
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世界の中心で桃色吐息

ネットの時代ネットの時代だそうです。 「ネット=網」には、中心がありません。 別言すれば、どこでも中心になりうる。 つまり、もはや「この世界の片隅に」生きることは不可能なわけ。 フランス的中華思想の特殊性世界史を眺めると、あちらこちらに「中華思想」が存在したことに気づきます。 でもちょっと勉強すると、必ずしもあらゆる中華思想の持ち主が、常に自分勝手で横暴なエゴイストではないことが分かってきます。 どうやら「中華思想」にも、いろいろと種類があるみたい。 例えばフランス的中