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先天の運気と気脈のいかし方

6月も半ばになり、新年度をうまく軌道に乗せた人、思いどうりに進めなかった人と結果が見えてまいります。

上手く5月病状態から脱出できましたでしょうか。お医者さんに掛かるほどのものではなさそうですが、ご本人にとっては辛いものです。

気を病む、気が進まなくなる。ご自分の心とよく相談して深呼吸をして進まれてください。

さて、今回は運気について触れましょう。

先天の運気、気脈をどう捉えるかをお話します。

この先天の運気と今の運気のバランスを見て取ることですが、先天の運気を日で採る方法と、年で採る方法があります。日で採る方法は、少々手が込みますので、ここでは分かりやすい年で採る方法をお話いたします。

私たちが気と呼んでいるものは、五気と言われているものの総称です。まず、ご自分の生まれた年の五気を調べます。

例えば、三碧の生まれの方ですと五気は木ですね。そこで、今年は一白の年ですから五気は水になりますので、水と木のバランスを考えると、この年の運気が観て取れます。

もちろんこれに、吉凶神の配当を加味することは言うまでもありません。水を中心において、ご自分の生まれの五気とのバランスを観て、進み方を考えてください。

 水と木 ご自分を生かす年です。今年の運気がご自分を有意義に導いてく
     れそうです。
 水と火 今年の運気と対立します。短気は損気、焦らず、勇み足の無いよ
     う時機を待ちましょう。
 水と土 自然の流れに水を差します。我意を抑えて、安易な行動は慎むが
     良いと思います。
 水と金 今年の運気についていくと良い流れを呼び込みます。事前の準
     備、相手とのコミュニケーションが生きる年です。
 水と水 運気の流れにより、よくもなり悪くもなり流動的です。本分をわ
     きまえ、謙虚と気配りで進みましょう。

運気は流動的に変化していきます。ご自分が抱えている今の運気も加えて判断されれば、アクセルを踏み込むか、減速すべきかがおのずと見えてくるのではないでしょうか。

神社神道の祭祀形式の中に取り入れられた陰陽道の理念は、凶を祓い吉に通ずです。

お祓いと言ってますが、この後に必ず吉に通じる神事か行われているはずです。

この視点で、厄祓いや方災除けなどを受けられると更に理解が深まると思います。陰陽五行に造詣の深い神主さんも沢山いらっしゃいますので、伺ってみると良いと思います。

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