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楽園のドア 《詩》

「楽園のドア」

僅かに開いた楽園のドア


命が宿る陽の光 

喜びと悲しみを秘めた花

無機質な愛撫に
溢れた風に殺された夜


野良猫と話す老人の姿 

とても純粋に見えた


僕は夜の長さを測っていた

嘘を買い占め真実を売り捌く人の波


踊りませんか僕とふたりで

どうせ 夜は変わらない

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