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のびのび学ぶ成城っ子にズームイン!『sful-成城だより』vol.18未公開写真から

『sful-成城だより』の取材は5月から10月の約半年かけて行います。中でも「SCENE 成城キャンパスの風景」は学園内を歩きながら、成城学園で過ごすみなさんの何気ない日常のひとコマを写真に収めています。コロナ禍を経て3年ぶりに「制限なし」の撮影が叶い、初等学校で出会った成城っ子をお楽しみください。

撮影は梅雨の晴れ間の貴重な1日。最高気温はなんと32度! 汗だくの撮影スタッフをよそに子どもたちは元気いっぱい。 階段をトントンと駆け上がります。
こちらも移動中のひとコマ。 何かに注目している体操着の二人。目線の先には何があるのかな。

成城学園初等学校の美術は「絵」「彫塑」「工芸」の3つにわけてそれぞれ専門の教員が授業を行っています。
一人の教員が1年生から6年間連続して指導するため子どもの成長をしっかりみられるのが特徴です。
この日は授業の残り時間5分を切った「彫塑のへや」にお邪魔しました。
急いで仕上げに取り掛かる子、片付けをする子、友だちを見守る子などさまざまです。

大正時代から小学校で英語教育を行ってきた成城学園。
読み書きよりも、実際に話し、耳を通しての対話を重視しています。
だから授業中はワイワイガヤガヤいろんな声が聞こえます。

打って変わってとっても静かな「図書のへや」では本の世界に没頭する子どもたちの姿がみられました。
創立以来、読書教育に力を入れてきた伝統はいまでも「読書」の授業として受け継がれています。

最後に、成城池でザリガニを釣る成城っ子に遭遇しました。学園すべてが学びの場。自由で伸び伸びとした風景を久しぶりに見て、なんだか元気になりました。

写真=佐藤克秋
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