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【広報の日々】ゼミナールって大切だったんだな…

学内のいろいろな行事や授業を取材して、公式ウェブサイトにニュースとして掲載するのも広報の仕事の一つです。
取材の中で、成城学園の魅力だなと感じる場面に出会えることがあります。そんな特色ある成城学園の学びについて企画広報部の目線からご紹介します。

成城大学ではすべての学部でゼミナールが必修とされていますが、経済学部と社会イノベーション学部では次年度に所属するゼミを選ぶための行事があるんです。それがゼミナール大会(社会イノベーション学部では「学部デー」)です。
今回はこのゼミナール大会について少しお話します。

経済学部では3年間同じゼミに所属。ゼミ選びは大学生活を左右する!?

経済学部では2年から4年まで同一のゼミに所属します。3年間同じ仲間と学んでいくことになるので、かけがえのない絆もうまれるでしょうし、何より専門分野についてじっくりと深く学べるのがよいところ。
毎年12月に行われるゼミナール大会では、1年生が先輩たちの様子を見学して、来年自分がどのゼミに入りたいかを考えます。
当日は、ゼミの授業を自由に見学できる「オープンゼミ」、各ゼミナールによる「研究発表」、教員に直接質問ができる「オフィスアワー」、という3つのプログラムが用意されています。1日をかけていろいろな角度からゼミを検討できます。各教室は入退場自由なので、多くの1年生はすべてのゼミを見学しているようでした。大学生活の3年間がかかっているので、みんな真剣です。

2023年度経済学部ゼミナール大会の様子はこちら

幅広い分野を横断して学ぶ社会イノベーション学部だから、基礎ゼミは半期ごとに変更

一方、社会イノベーション学部では2年次は基礎ゼミナール、3・4年次はゼミナールⅠ・Ⅱが必修科目となっています。
基礎ゼミナールは半期ごとに、政策イノベーション学科なら「政策」と「戦略」、心理社会学科なら「心理」と「社会」の2分野の教員から学べる仕組み。分野を横断して学ぶ社会イノベーション学部らしい学び方で、3年生からの専門分野を決める準備をしていきます。
社会イノベーション学部の学部デーでも、2年生の「オープン基礎ゼミナール」、3年生の「研究発表」があり、それぞれ1年生、2年生が見学します。
また、教員たちによるゼミナール紹介の時間があり、学生たちが拍手したり声援を送ったりと盛り上がっていました。先生と学生が仲がいいって実は結構大切なポイントですよね。

2023年度社会イノベーション学部「学部デー」の様子はこちら

卒業してから気づくゼミナールの大切さ

これから大学に入ろうという方はピンとこないかもしれませんが、大学で学ぶ上でゼミナールってかなり大切な”軸”になるものなんです。例えば就職活動で「4年間で何を学びましたか?」と聞かれて答えるときに、根拠になるのはやはりゼミで学んだこと。それに、ゼミの仲間とは卒業してからもずっと交流がある、なんていう話も成城生からはよく聞きます。
絶対に、「ラクそうだから」とか、「単位がもらえそうだから」というふうになんとなく選んではだめです(経験者は語る)。卒業して社会人になってから、もっとちゃんと勉強しておけばよかったな、と後悔することになります(実感)。
そんな大事な「ゼミナール」とじっくり向き合える行事がある成城大学ってなんかいいな、と思ってもらえるとうれしいです。

成城大学は4学部11学科。各学部の詳細は公式サイトをご覧ください。



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