【眼科検診は7万円】アメリカ生活初めての健康診断!医療費交渉をしてみた
こんにちは!アメリカ・シリコンバレー在住のSeikaです😊
みなさんは、健康診断を受けていますか。
私は、北米生活7年以上が経ちましたがその間健康診断を受けていませんでした。
受けなきゃと思いつつも、
アメリカの病院というのは医療費の恐怖があったり、
問い合わせても医療機関に冷たく対応されたりで、
挫折し今の今まで受けませんでした。
しかし今回重い腰を上げ、初めて健康診断を受けました!
今回は健康診断レポとその費用をまとめていきたいと思います。
アメリカの健康診断について気になっている方、
費用が気になる方は、
事前に準備しておくべきこと、高額医療費が請求された場合の対処を知りたい方は、ぜひ読んでみてくださいね。
記事が長くなってしまったので、目次を見て気になるところからご覧ください🙇
以前婦人科検診は受けたので、これから検診される方はこちらも参考にしてみてくださいね。
(2024年1月3日公開)
$1=140円
1.電話
2023年9月
まずは近くの病院に電話で予約。
私はプライマリドクターがいなかったので、まずドクターを誰にするか決めました。
3人の候補を挙げられ、その中から決めます。
どのドクターが自分にあったドクターなのか、
自分のネットワーク内の先生か分からなかったので、
とりあえず最初に言ってくれたドクターでお願いし、予約日も決定。
予約後、ドクターが自分の保険ネットワーク内に入っているかも確認しました。
2.当日
2023年10月
いよいよ予約当日です。
2-1.事前にオンラインで書類提出
事前にオンラインで問診票を記入し、事前チェックインをします。
現在の症状、過去の医療歴、アレルギー情報など記入しました。
2-2.受付
当日は予約時間の30分前に来てということで早めに出ましたが、遅刻😢
同ストリート、同番地の隣街まで行ってしまいました。
こんなことあるのかって感じでした。
また病院に到着するも病院内には複数建物があり、病院内を右往左往してしまいました。
遅刻してしまいましたが、医師との検診時間に間に合ったので
看護助手さんからは「時間通りにきてくれてありがとう!」と言われました。
先方は私の遅刻を気にしていない様子で、ちょっと拍子抜け。
受付では、Physical exams and billing(健康診断と請求)の案内と問診票を受け取りました。
目に留まった文章が・・・
「1回の診察で2回分の診察料を請求する」
!?
健康診断の際に、健康診断以外のことを聞くと別の診断とみなされていることでしょうか。
以前、知人が診察中新型コロナについて尋ねたら、その後$200の請求書がきた話を思い出しました。
ふと気になったことを質問したことで、数万円の請求書が来るのかと思うと、構えてしまいます。
2-3.問診票の内容
てっきりオンラインで問診票を提出したと思っていたのですが、
受付で6ページ分の問診票が渡されました。
これがかなり細かなところを聞くので、かなり戸惑いました。
薬の情報、アレルギーや免疫接種、過去の健康検査や手術の詳細に加え、
家族の健康歴(家族の持病、他界している場合はそのときの年齢と死因)
を記入します。
その場ではスムーズには答えられないので
事前に医療記録やワクチンの記録のコピーや
家族の健康歴を聞いておけばよかったと後悔しました。
2-4.バイタル測定
医療助手(medical assistant)さんに名前を呼ばれ、診察室へ。
身長、体重 、血圧、体温、脈拍、酸素飽和度を測定・検査してくれました。
2-5.問診(お医者さん)
今度はお医者さんが登場。
インド系の若い女性で、医師になって2年目の方のようです。
優しく穏やかな先生でした✨
お医者さんはパソコンの前に立ち、
問診開始。
これが想像以上長かった。
細かいと思った問診票よりもさらに詳しく聞かれます。
自分のことだけでなく家族の疾患も含め、
日本語でも英語でも言えるよう準備していった方がいいです。
過去の検査について、受けたような気がするけど正確に分からなかったので、後日メディカルレコードを持参するよう促されました。
2-6.聴診・触診
今度は診察台の上に移動。
心臓、肺の音を確認し、その後乳がん検診のための触診。
5分ほどで終了。
本日はここまでとのことで、ラボに検査をオーダーしたので近日中にラボ行ってとのことでした。
私は眼科検診を久しく受けてないことを伝えたら、眼科医を紹介してくれまいた。
帰り際、オンラインでCopay$25のインボイスがあったのでお支払いしようと思ったら、私の確認していたインボイスは消えていて、
後日届くとのことでした。
なんだか不思議。
2-7.自宅でAfter Visit Summaryを熟読
診察終了後は、After Visit Summaryをプリントでもらいました。
こちらは、自宅でもオンラインで確認することができます。
紹介した眼科医の紹介、
ラボへの注文内容、
持参すべきメディカルレコードなどが記載されていました。
これらに加え、健康に関する資料もついていました。
3.眼科検診
健康診断を終えたその日のうちに、眼科医に予約をしました。
たまたま空きがあったので、4日後すぎに眼科検診を受けられることなりました。
当日は、メディカルアシスタントさんが視力検査をしてくれました。
視力検査 (Visual Acuity Test)は、日本のような丸い輪っかの表ではなくアルファベットが書かれた「スネレン視力表」というチャートを使用した視力テストでした。
視力検査はこれ以外にも何種類かありました。
日本でも見たことのある、気球をジッと見るテストもありました。
その後は、眼圧検査 (Tonometry)。
機械からプシュっと空気を眼の表面に吹きつけられます。
緑内障のリスクを確認するために、測定するようです。
何種類かの検査を終え、医師が登場。
香港系アメリカ人の女性の先生で、めちゃくちゃ陽気。
同じ東アジアにルーツがあるからか、言語の話や、アジアの旅行の話で盛り上がりました。
先生にメガネを渡し、
屈折検査 (Refraction)をしてもらいました。
自分の今のメガネが合っているか確認してもらいます。
最後は、視神経と網膜の検査。
意志は拡張剤を目に入れて瞳孔を拡大し、視神経や網膜の健康状態を詳しく観察します。
この後は瞳孔が約6時間開きっぱなし。
まぶしくて周りが見えないので、眼科検診はサングラスを持参し、まただれかに同行してもらった方が安心です。
4.ラボ
健康診断日から4日後ラボに行きました。
ラボの予約は不要です。
3本分の採血で、5種類の項目を検査します。
完全血球計数(CBC)
赤血球、白血球、血小板の数を調べ、貧血や感染症などの病気を見つけるためのもの。包括的代謝パネル(CMP)
血液中の化学物質を測定し、肝臓や腎臓の機能、電解質バランス、血糖値などの体の健康状態をチェック。グリコヘモグロビンA1C(HbA1c)
過去2~3ヶ月の平均血糖値を測定し、糖尿病の診断と管理に使用される。脂質プロファイル
血液中の脂肪分、特に「良い」コレステロールと「悪い」コレステロールのレベルを測定し、心臓病のリスクを評価。甲状腺スクリーニング(TSH with Reflex to Free T4)
甲状腺の機能を評価し、異常がある場合はフリーT4の追加検査を実施。
待ち時間も長くなく、あっという間に終了しました。
5.メディカルレコードの提出
医師と約束していたメディカルレコードはオンライン提出は不可だったので、ラボに行った足で直接手渡しました。
6. 診察結果
ラボが終了するとすぐに診察結果がきます。
これで異常がなければ健康診断は終了です!
7.インボイス
気になるインボイスも届きました。
健康診断は保険がカバー、ラボはcopay。
眼科に関しては、7.5万円!?
何かの間違いかと思い保険会社に電話したところ、
仮にケガで眼科を訪れた場合は$25(3,500円)で、
眼科検診だとこの場合$500(7万円)超え。
そういうシステムなのか・・・!
絶望的な気分になりましたが、今度は病院の請求書の部署に電話。
$100のディスカウントは嬉しいものの、それでも6万円の自己負担。
今度は医者にチャットで聞いてみることにしました。
その後2回目の病院の請求部門の方に電話。
もうこれはお支払いするしかないと思ったら、
病院からお便りが届きました。
コーディングというのは、診察に関わる番号(コード)のものだと思います。
コードを見直し、再度請求を見直しくれるようです。
しばらくしてインボイス2回目が届きました。
なんと、自己負担額が$527(7万4千円)から$65(9千円)となりました。
8. まとめ
予約からインボイスが落ち着くまで約3か月。
健康診断、眼科検診、ラボまではサクサクいきましたが、
インボイスの件は時間がかかりました。
この一連の流れで学んだことは
自分と家族の医療歴を説明できるよう事前にまとめること
保険のビジョンとメディカルは別物。カバー内容を理解すること
予期せぬ高額な請求がきても驚かないこと
です。
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それでは、次回の記事でお会いしましょう!
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