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無許可営業が浮き彫りにする、ずさんな文化財利活用:法令遵守を軽視する小田原市文化政策課とJSフードシステム社に清閑亭を任せて良いのか

法令遵守も行えない状態で本当に3/25のグランドオープンを行うのでしょうか。私達「清閑亭問題」としては「猛反対」しています。

小田原市の国登録有形文化財「清閑亭」で、食品衛生法違反が発生しました。運営するJSフードシステム社が、「清閑亭」での無許可営業に関して県小田原保健福祉事務所から厳重注意を受けました。同社は2月27日から3月3日にかけて、営業許可を得る前に料理を提供する「お披露目会」を開催し、無許可営業と判断されました。JSフードシステム社はこの事態を深く反省し、食品衛生法に準じた運営を心がけると表明しています 。

一方、食品衛生法違反を知らせる書面が3/20にのみJSフードシステム社のHPページに出ていたようですが、現在は理由は不明ですが取り下げられています。このような対応に、同社の法令遵守軽視の姿勢が現れています。

特に注目すべき点は、この無許可営業が、小田原市との正式な賃貸借契約が結ばれていない状態で行われたという事実です。これは、文化財の利用における基本的な手続きや責任感の欠如を示す重要な問題と言えます。この無許可および無契約状態での営業開始に対し、小田原市の対応も批判の対象となっています。市は、文化財の管理者として、このような状況を事前に把握し、適切な対策を講じる責任があります。しかし、事業者の無許可営業を事実上許容する形での対応は、市民からの信頼を損ねる結果となりました。

清閑亭のような文化財を利活用する際には、法令遵守はもちろんのこと、その歴史的価値や意義を尊重する態度が求められます。無許可営業および無契約状態での営業開始は、これらの基本的な原則を無視した行為であると言えるでしょう。清閑亭は重要な文化財であり、その利用方法や管理は慎重に行われるべきです。小田原市と運営事業者の法令遵守の徹底が求められます。

こちらの通り、2024/3/22の神奈川新聞、毎日新聞さんにも立て続けに取り上げられています。


「清閑亭問題」は小田原市の守屋市長肝入と言われる文化財利活用プロジェクトに対して、自民党の地方政治でよく聞く「癒着」や「利益供与」の疑いを持ち、積極的な調査と情報発信を行っています。

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