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新月のこと

かれこれ20年ぐらい新月になるタイミングを意識して生活してきた。

当時どうしても叶えたい願いがあって、藁にもすがる思いで始めた新月のアファーメーション。あっさりと叶った成功体験がきっかけとなり継続してきた、私にとって大切なルーティーン。

10年ぐらい前に、知り合って間もない友人に話したら、凄くひかれてしまってからは、家族だけ知っている秘密のルーティン。

執着をどうしても手放すことが出来ず、新月のパワーを上手く使いこなせなかった『第二子不妊』の経験を差し引いたとしても、私の努力や試行錯誤を遥かに超えた宇宙からの後押しをヒシヒシと感じている。

月に一度、自分の良心と向き合うことで、以前よりは、ずっと自分のことが好きだし、ダメなところも、認めて、許せるようになった。

これは、不思議なことに、他者に対しても同様に作用しているように感じている。最近、それを『自己受容』と表現すると教えられた。

そう、私は、月の力を借りていつの間にか『自己受容』できるようになっていた。

新月のパワーを肌で感じた経験を通して、その力を信じられるようになってから、自分の心に素直に正直になれるようになった。

公明正大な気持ちでいないと、『月に願い』なんて、とてもじゃないけど叶わなそうだから、出来る限り、より良い人間であろうと心がけるようにもなった。とは言え、まだまだ修行中。

寿命が尽きるまで、自分の生まれてきた意味を探究しながら、自分であることをしっかり受け止めて、刹那刹那の煌めきを敏感に感じとり、しっかりと自分の人生を味わいながら過ごしていきたいと思ってる。

エッセンスはジャン・スピラーのホームページや、色々な人のブログ等から学び、我流で続けてきた新月のアファーメーション、昨年の夏から仲間と一緒に行うようになった。前述した約10年前知人にひかれてしまった経験を消化し乗り越え、勇気を出して仲間を募ったことで、自分一人では感じることができなかった、新月のパワーと充実感を頂いている。

勇気を出して、今月からFacebookでグループを作ってアファーメーションすることにした。準備として、今までその存在は知りながら、ずっと読んでいなかったベストセラー『新月のソウルメイキング』を読んだ。

2003年に翻訳された『新月のソウルメイキング』冒頭で、ジャンスピラーも約20年間、新月のアファーメーションを継続した後に本書を執筆に至ったということを知る。私も丁度、20年やってみて人に話せるようになったから。やはり、目に見えない力を信じて、そのことを自信を持って人に伝えるようになるには大抵20年ぐらいかかるのだ。きっと…

『新月のソウルメイキング』ジャン・スピラー 著

※但し、この本のアファーメーション例文は訳出の問題かも知れないが、そのまま参考にするのは若干懸念。

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